ハーレクイン<br> 伯爵と一粒の真珠

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ハーレクイン
伯爵と一粒の真珠

  • ISBN:9784596916884

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内容説明

かつて享楽を愛した伯爵は、光を失い孤独を抱えて生きていた。スコットランドを愛する作家が描く、人気シリーズ第2弾!

出征したまま行方知れずの弟を捜し、ミネルヴァは強い決意を胸に伯爵家の扉を叩いた。もはや、“ロンドンの放蕩男”と悪名高きラスミア伯爵に頼るほかない。弟は恥知らずな伯爵に心酔し、愚かにも戦地へついて行ったのだ。ところがミネルヴァは門前払いを食わされ、やむなく夜中に屋敷に忍び込む。そこにいたのは驚くほど見目麗しく、威厳にあふれた男性だった。だが顔には痛々しい傷が走り、青い瞳は視力を失っているようだ。怒りを忘れ、同情心が湧いたのも束の間、伯爵は彼女の話も聞かず、「出ていけ」と冷徹に追い払った。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

23
スコットランドのデザインだけど、舞台はロンドンです。理由なき反抗の末、取り巻きを引き連れてアメリカまで戦争に出向いちゃった有閑お貴族様(ちなみにこういうケース史実としてあったそうです)。ほぼ全盲状態で引きこもってた彼の元に、「うちの弟はどうしたの!」と勢いよく型破りな女性が怒鳴り込んでくるところからお話が始まります。どんなにシリアスな展開でも、彼女がからむと笑えてしまうからすごい。彼を誘惑しに夜這いに行くし。あはは。彼女の権利を求める叫びの独白が素敵でした。面白かった。2017/07/15

aiko

2
盲目の放蕩伯爵と型破りなヒロイン。面白く読んだけど、最後が駆け足気味でちょっと残念。せっかくの美味しい設定も使い切れていない部分があってもったいない。 2016/10/18

みみ45

1
いつかのグレスゴーでの続編。 アメリカにわたり、独立戦争に参加したはずの弟を探して、アメリカから負傷してもどったラシニア伯爵を訪ねるミネルバァだったが、、、、 まあまあ面白かった。2017/01/03

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