講談社ラノベ文庫<br> 雛菊こころのブレイクタイム2

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講談社ラノベ文庫
雛菊こころのブレイクタイム2

  • ISBN:9784063815603

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内容説明

生徒達の悩みを解決する“お雛様”こと雛菊こころをサポートするようになった伊莉也。選択の授業で知り合ったユリの“闇”に触れた伊莉也だったが、事態は思いも寄らぬ方へと展開し、こころが“お雛様”になった発端となるある事件へとたどり着くが……。誰もが持つ闇を解消するため、おいしい珈琲と暖かい助言をしてくれる“お雛様の部屋”の扉はいつでも開いている。第4回講談社ラノベチャレンジカップ《佳作》受賞作、2杯目!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yobata

11
"お雛様"こと生徒の悩みを解決する雛菊こころの手伝いをすることになった伊莉也は、選択授業で隣の席になった壇百合子と知り合いになる。彼女は入院しているこころの妹,姫子とある関わりを持っていて、こころは姫子落ちた訳に向かい合う…。新キャラ・ユリの登場で妹姫子の核心に迫るこころ。姫子に対しずっと罪悪感を感じ,背負って生きてきたユリ。過呼吸,パニック障害になるほど思い悩んでいたけれど、それを解きほぐすこころさんはさすが。ユリの一変は凄かったねwそしてそのユリから持ち掛けられ、姫子が飛び降りた謎に立ち向かうが→2016/10/01

真白優樹

11
選択の授業で関わった相談から意外な方向へと転がっていく今巻。触れる真実、触れる心。先輩達が長い事自虐の意志に苛まされてきた過去の事件。その事件が齎した闇を祓うべく後輩達が奔走するのが今巻であり、いつも誰かを助けてきた人が、その背を見てきた弟子達に助けられる巻となっている。・・・いつまでも過去を見るのではなく、これからは未来を向いて歩いてほしい。だから全力で頑張る。いつか少年の心は先輩に届く日が来るのだろうか。前を向いて歩き始めた先輩、ついていく後輩達。彼らの道の先とは。 期待を込めて次巻も楽しみである。2016/10/06

ツバサ

10
まずは続いてくれてホッとしました。間が空いてたので心配しましたが良かったです。内容としてはココロの妹の真相が分かり、物語が終わっても仕方ないってぐらい綺麗に締められてたのですが、続いてほしいです。終わるには惜しいと思います。2016/10/05

水城真琴

8
前巻とは打って変わって後半は少し重めの話。予想通りかと思いきや予想を裏切っての展開からの上手くまとめたなぁという前巻からの伏線の妹の話を最後までうまく繋いでいったという感じ。できればその後の物語も気になるし知りたい!夏秋冬の季節も読みたかった。新たなキャラの幼馴染みの式部ちゃんと飄々としたキャラのユリは割と好みでした。今回の真に迫る事件によりこころさんと主人公含め周りの人物たちの絆がより深まったのが良かった。エピローグの最後の台詞はいい締め2017/06/08

しぇん

8
お悩み相談室のシリーズ二巻目。なんか余りお悩み相談してる気しなかったのは、身内に近い人達への相談が多かったからでしょうか?あと、何となく綺麗に終わってる感があるので続巻は出ないのかな?とも思ったり。お悩み相談だから続けようと思えば続けれるのでしょが。2016/10/02

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