富士見L文庫<br> あやかし万華鏡 佐香と奇妙なお客たち

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富士見L文庫
あやかし万華鏡 佐香と奇妙なお客たち

  • ISBN:9784040720678

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内容説明

繁華街を逸れた路地に佇む、小さな万華鏡専門店。妖異に容赦なく、甘味に弱い万華鏡師・佐香は、「人を喰う美」を作り出す唯一無二の万華鏡師。そんな彼の作り出す幻想に惹かれ、今日も人外なお客がやって来る――

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

43
あやかしを視る能力を持つ万華鏡作家と、そのパトロンの美青年の物語。男子二人のコンビが、ちょっと狙いすぎかなとも思ったけれど、キャラクター小説としてまとまっている。シリーズが進んで、性格が固まってくれば、もっと面白くなるはず。2016/10/18

瀧ながれ

21
万華鏡に悪しきものやこの世にあるべきではないものを封じ込めるという設定が、その描写もあわせて美しくてよいなあ、と思いました。でもそれよりなにより、大金持ちで人当たりがよくて料理も抜群にうまいパトロンが、うらやましくてうらやましくてうらやましいです(正直な感想)。万華鏡は好きなので、でも自分で所有したいとは思わないので、主人公のお店を訪ねてあれこれ鑑賞したいです。できれば作ってる様子も観察したいなあ。ふつうのやつで構わないので(特殊なやつは、製作途中を見るのも怖いですね)。2016/12/14

アカツキ

12
万華鏡の中にあやかしを閉じ込める力を持つ万華鏡作家・佐香と生活力皆無の彼を支える年下パトロン・森住が出遭う怪奇譚。連作短編3作品収録。一応ホラー要素はあるんだけど、容姿端麗な二人がBLにならない路線でイチャイチャするのを眺める小説という印象が強い。三話目の序盤で離脱。単純に私には合わなかった。2021/06/21

しましまこ

10
美味しいごはんと万華鏡!2016/10/30

punto

7
電車のなかで読んだのですが、疲れていたので寝落ちしました、すみません(汗)。途中で起きて復活して読みきりました。ちょっとBLっぽい雰囲気を感じました。二人の関係性がユニークだとは思いましたが、ちょっと私の好みより記号的だったかな。2017/05/07

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