内容説明
性別を隠して男装し、魔術学校に通っていたヴィクトリア。女の子だとバレて学校をやめてしまったものの、将来、魔術師として生計を立てられるように努力を続けている。そんなある日、彼女の前に現れた隣国の男性。どうやら彼は、亡くなった父親と関係があるらしい。ヴィクトリアの出生の秘密が次第に明らかになる中、気が付けば国家レベルのトラブルに巻きこまれていた!? 迫りくる最大のピンチに、彼女は新作魔導具で立ち向かうのだが――。マイペース少女のドキドキ魔術ファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mame_maki
8
★★★・・・『学園もの』と思い読み始めたこのシリーズは2冊目で『国』の物語に姿を変えた。ヴィクトリアのほのぼの萌々な感じとリージェスの甘々な振る舞いは緊張感が無くイイ感じ。2018/10/07
ゆうら
5
なかなかご都合主義の設定だけど、やはり主人公が妙に面白い。最後のドッカンは、そこまでするの?って感じだったけど。2017/05/13
なかちゅう
4
この〝ご都合″設定で、泣いたり笑ったりしちまったぜ…2017/03/02
pincle
3
男装ものと学園ものは一巻で終わり。ちょっと残念。実は生きていた父の正体や主人公の地位など。ここまで話が大きくなるもの(シンデレラストーリーの定番とは言え)を求めていたわけではないのだけど折角なので読み続ける予定。2021/10/11
はなりん
3
天涯孤独になったリアだったけど、周りの人たちに愛され、最後にはとんでもない家族とも再会し、幸せな終わりでした!それにしても、リージェスとのバカップルぶりはなかなか楽しかった。「お父さん」も想像してた感じとは大分違うんだけど、それはそれで良いキャラでした。リージェスとはもう一歩進んだ関係になっても良かったかなぁって思うけど。2016/01/31