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内容説明
元気いっぱいのこどもだった聖が、難病のネフローゼだとわかったのは、5歳のとき。
小学校にも通えず、病院のベッドの上ですごすしかなかった。
なかよしの子が亡くなることさえ、めずらしくない生活。
けれど聖は「将棋」という夢を見つけた。
「命をかけても、ぼくは名人になる!」
12歳で中国地方ナンバー1となり、13歳でプロ棋士に弟子入りした聖だったが!?
病気と闘いながら夢をおいかけた少年の物語!【小学上級から ★★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
63
難病ネフローゼを患いながら夢をあきらめず、名人の称号を目指して29歳までの短い人生を生ききった棋士の実話物語。2018/04/05
なななお
30
将棋が少しでも出来ると、将棋の勝負の場面がもっと面白く読めただろうな…と思いつつも、ノンフィクションの読み物として十分楽しめた。いや、楽しんで読んではない。タイトルから彼が夭逝してしまったことは分かっている。結末は倒叙ミステリーの様に分かってしまっているのに、若き天才の快進撃を今か今かと待ち望みながら読み進む。でもその歩みは病の為、もどかしい程進まない。それが現実的で胸に刺さる。怪物羽生善治さえ認める天才、村山聖。むき出しの勝利への執念と、幼子の様な言動のアンバランスさに惹き込まれる。2023/02/05
マッサー
16
重病を患いながら、名人を目指し29歳まで生きた村山 聖というプロ棋士の実話。同世代の羽生善治に連勝するほど、無茶苦茶強かった。人間の欲丸出しな純粋な生き方、それにまつわるエピソードと師匠とのやりとりが愛らしい。麻雀?をしている師匠の後ろにやって来て、にやにやしながら、僕20歳まで生きられましたとだけ言って帰って行くシーンは感動。【お薦め❗️❗️❗️】2018/05/10
ひまわり
14
聖の精神の強さがすごい。阪神大震災の描写が出てきて,確かに同じ時代を生きた人なんだなぁと思いました。病気と闘いながら,常に死を意識しながらも,夢に向かって最後まで生き続けた村山聖棋士のご冥福をお祈りします。2017/04/13
シンヤ
14
聖は5歳の時に発病した病気で生死を繰り返す。そんな中、将棋を知り将棋にのめりこむ。聖の人柄もいい。その生涯は多くの人を感動させた。素晴らしい本。2017/01/28
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