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内容説明
近江観音寺城が古い時代とともに信長に焼かれている…。その瞬間に運命の第一歩を踏み出した二人の男がいた。信長の先見性に学び大きく成長する戦国武将蒲生氏郷。天秤棒一つを手に苦難の中から商いの正道を切り開いて行く近江商人西野仁右衛門。混迷の戦国末期に自らの力で変革を遂げる二人の男の生涯を描く。
目次
観音寺城炎上
織田信長
天秤棒
行商の方法
近江騒乱
柴田与力
泥棒商人
一人行商
安土の城
夜道
羽柴秀吉
賤ヶ岳
氏郷と仁右衛門
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デイジー
16
信長の人質となっていた氏郷は、信長に可愛がられ子どもながらに多くの事を学ぶ。近江商人の仁右衛門が主役だが、氏郷も信長同様、商人に一目置いており興味深く読めた。氏郷の野望も垣間見え、今後に活躍に期待!2017/11/12
ハルサンダー
2
幼くして信長に見出だされ婿になる蒲生氏郷と行商人道を行く仁右衛門を主人公に話が進む‼️ 2019/04/06
Kotaro Takakura
1
天秤棒のお話は素晴らしいけど、あまり氏郷でてこない(笑)
ロージー
1
氏郷と仁右衛門。武士と商人という立場も身分も違う男の話。2011/05/12
けんちきまる
1
武の道を極めようとする氏郷。それに追随する商人の利八。それに対し筋金入りの行商人の仁右衛門がどうなっていくのかが楽しみです。1/18から2011/02/12