内容説明
若手法律家へ向けて、法律相談の流れと留意点をやさしく楽しくイラストを交えて解説。今日から使えるキラーフレーズや依頼の断り方など、先輩からの口伝でしか学べない知恵が満載。弁護士・司法書士・司法修習生必読の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲオルギオ・ハーン
22
異業種の職場見学気分で読んでみました。なかなか自分の仕事と似たようなトラブルが絡むこともあり、仕事の処理の仕方について参考になったり、法律家でもないのに共感できる対応の仕方があったりと実務書としても面白いところが数多くあった。法律的なところで考えると弁護士に相談する時はまずは自分で概要をまとめておいてから話すだけでも相談時間を有意義に使えそうだと思いました。問題点をはっきりさせるだけでも弁護士の方の判断の精度がずいぶんと違くなるようです。曖昧な返事をする相手はどんな仕事でもトラブルの原因になるようです。2021/10/03
roatsu
10
テクニカルな部分は除くとして、弁えるべき姿勢や注意点は若手法律家のみならず、およそ他人から何らかの相談や依頼を受け、責任をもってクローズまで持っていかなくてはならない人全般に共通する事柄、仕事術が述べられていると思う。ブログも拝見しているけれど、所々に差し挟まれるユーモアに富んだ独特なイラストが本当に面白い。資料としてついている法律相談トピックや時効・除斥期間等の一覧は参照用にありがたい。意外とすぐ出てこないので。法律書籍というとテーマがら固いけれど、これは読ませる工夫に富んで内容も充実の一冊と思った。2016/05/27
貴志
2
人の話を聞くという点で法律家でなくても参考になりました。劇画っぽい挿絵が秀逸です。2019/05/15
Shun
2
なるほどなぁ。法律家に求められるknow-how、相談者との接し方の大変さが10分の1ぐらいは感じ取れた。 うーむ。弁護士かぁ・・・!(何か考えている)2017/01/21
かぴ助
0
☆2:職業柄、人の相談にのることがあるので読んでみた。ネットでの評価が高かったので期待していたが、普通に当たり前のことが書かれているだけだった。まぁ、自分が若手ではないってことか(法律家でもないけど)。文章やマンガはまぁまぁおもしろい。2017/01/06