HJ文庫<br> 龍と狐のジャイアント・キリング 1.鋼鉄機兵のシンプルな倒し方

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HJ文庫
龍と狐のジャイアント・キリング 1.鋼鉄機兵のシンプルな倒し方

  • ISBN:9784798613093

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内容説明

日ノ本共和国は今、強大な軍事力を有する大帝国の侵攻を受け、滅亡の危機を迎えていた。帝国が誇る最新鋭の巨大鋼鉄機兵を前に、もはや反撃は不可能と思われる中、共和国軍に所属する少年・七舎龍一郎(ななやりゅういちろう)は単独で国内を巡り、帝国打倒の為の切り札を集めることに成功する。その切り札とは、神霊種と呼ばれる旧く尊きモノたちだった! 炎を操る狐の一族の姫・狐貂(こてん)を筆頭に、各々が一騎当千の実力を備える神霊種たち。龍一郎が指揮する彼らの介入で圧倒的劣勢から一転、共和国は勝利への道を進み始める!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真白優樹

6
機械の巨兵有する帝国に侵略を受ける崖っぷちの共和国で、少年が旧き尊き神霊達と共に反撃に出る物語。―――叩き潰せ、一騎当千の神達と共に。人間臭く豪快で、心のままに暴れ回る神霊達。そんな彼らに指示を出し導くのは神と人を繋ぐ血を持つ少年。和風な風が香る、只の無双系な物語とは一線を画するこの物語、中々に面白い。少年と少女の間にも何かの秘密が漂う中、侵略軍の一角を叩き潰した共和国。この先、世界はどう動くのか。侵略軍はどう動き、共和国と神霊達はどんな戦いを見せていくのか。是非とも長く読みたい。 次巻も楽しみである。2016/10/01

紅羽

5
滅亡寸前の日ノ本共和国、そこに投入されたのは七舎龍一郎率いる神霊種呼ばれるあやかしのような人外の存在。狐の姫、狐貂と共に圧倒的不利な戦況から勝利を掴めるのかという和風ファンタジー。ケモ耳モフモフの狐貂が無邪気で可愛い。純粋に好意を示す狐貂に対し、クールに返すストイックな龍一郎とのやり取りが楽しかったです。2023/11/04

くもり

4
これは楽しみなシリーズ!楽しかった!圧倒的劣勢の日ノ本が、大帝国の巨大機兵に対して繰り出したのは獣耳!…を含む神霊種(妖怪?)。劣勢を覆す彼らの強さも爽快だったが、脳みそパンパカパンな所も可愛いかったw終始冷静な七舎も面白いね。でもまだ帝国には強力な兵器がありそうだし、神霊種を使う代償も気になる所。続きが楽しみ!2016/10/13

NKKun

1
★★★☆☆可もなく不可もなく。神霊種のデモンストレーションで終わった。上司との関係とか人間の姫さまの血とか主人公自体の能力とか色々ちょい出しはしたけど勿体付けてる感じ。 結局この巻で分かるのは、武士の国が他国のガンダムに占領されかけたけどニホンの妖怪の力でTUEEするぜってくらい。 主人公は今の所、軍師タイプ(竜眼的な?)なので好みとは違うかも。やはり本人が強い方がイイ。 絵は可愛い。が狐っ娘が龍を気に入ってる理由が弱いというか飛ばされてるのでヒロイン的な魅力値が不足。 この点もやっぱり勿体付けてるよね。2017/03/03

よちたか

1
エロコメでデビューしてから、毎回違う傾向の作品を描いているので、かなり器用な作家なのだろう。今回は妖怪の絡む戦争もの。前シリーズもそうだが、設定が良く練られていてキャラも魅力的で手堅く面白い。強いて言えば、ラストがあっさりし過ぎているか。あとは、前シリーズでも感じたのだが、設定を出し惜しみし過ぎ。1巻の売れ行きが全てのラノベの現実を考えれば、もっと最初から全開にしないと、また打ち切られてしまうのでは?このスタイルのままでは、実力があるのに器用貧乏から脱却できず、第2のすえばしけんになりかねない。2017/01/28

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