内容説明
桶狭間の戦いで、今川義元軍として戦死した井伊直盛のひとり娘で、幼くして出家し、養子直親の死後、女城主として徳川譜代を代表する井伊家発展の礎を築いた直虎の生涯を描く小説。大河ドラマ主人公。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なおみ
1
資料が少ないため仕方ないとは思うが井伊直虎の生涯についての記述が少ない.その分、感情を掘り下げて書くなどできたのではと思うが、史実を淡々と記載するスタイル.嫌いではない.2025/03/16
Jiemon
1
別の直虎の本「剣と紅」では、直虎の持つ不思議な予知能力が脚色として使われていたが、そう言う超自然的な力のことは排除して史実を把握したく、本書を手に取った。戦国の世にあって一地方の豪族の資料は少ないと見えて、諸説ある中のこれこれを採用したとの断り書きがところどころに記載あり。NHK大河の素材としては、井伊家からみた戦国時代と言うことになり、それはそれで興味深い構成が出来る事と期待する。それにしても武家の男子が次から次へと戦争、謀殺で死んでゆくのは何も井伊家だけが特別な訳じゃなかったんだろうね。2017/01/05
lionne
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史料がないのよく分かる。ある意味、伝説(伝承)上の人物と捉えるべきかな。徳川家康に仕えた井伊直政は確かに存在したのだろう。その出自が、実は曖昧で…とか。江戸時代には、井伊谷との関係が無くなっているわけで。実のところ井伊谷とは関係ない人なんじゃない?直政、って思い始めてる。2017/04/20
ストレスフル
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井伊直虎とタイトルをつけるには浅すぎな気がします。2017/03/04
さらちゃん
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原作なんだろうけど、少し萎える。 「かたづの」はかっこよかったけど 星二つ2016/10/21