亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ<br> イスラム過激派二重スパイ

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亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ
イスラム過激派二重スパイ

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  • サイズ B6判/ページ数 500p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750514383
  • NDC分類 936
  • Cコード C0036

出版社内容情報



テロ組織の内部事情を最も知る男によるスパイ活動の全貌

デンマーク生まれの鬱屈を抱えた白人青年は、偶然出会ったアッラーの教えに救いを見出し、イスラム過激派に傾倒していくが、やがて民間人の殺害を肯定するジハード主義への拭えぬ違和感から、その「大義」に疑問を抱いて棄教。

その後、情報機関の接触を受け、CIAやイギリス、デンマークのスパイとなり、テロとの戦いの最前線に立つ。過激派の大物たちとの交流、危険きわまりない砂漠での暗殺作戦、情報機関の暗躍、裏切り。スパイ活動の内幕と波乱万丈の体験を赤裸々に語る。

モーテン・ストーム[モーテン ストーム]
元イスラム過激派。デンマークのコアセー出身。アルカイダと深く関わったのち、二重スパイとなり、アメリカ、イギリス、デンマークの情報機関に協力する。

庭田よう子[ニワタ ヨウコ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業。主な訳書に『ハーバード流企画実現力』(講談社)、『なぜ犬はあなたの言っていることがわかるのか』(講談社)などがある。

内容説明

鬱屈を抱えたデンマーク生まれの白人青年は、偶然出会ったアッラーの教えに救いを見出し、イスラム過激派に傾倒していくが、やがてその「大義」に疑問を抱いて棄教、CIAやイギリス、デンマークのスパイとなり、テロとの戦いの最前線に立つ。過激派の大物たちとの交流、危険きわまりない砂漠での暗殺作戦、情報機関の暗躍、裏切り。スパイ活動の内幕と波乱万丈の体験を赤裸々に語る衝撃の告白!

目次

砂漠の道―二〇〇九年九月中旬
ギャング、女の子たち、そして神―一九七六年‐九七年
改宗―一九九七年初頭‐夏
アラビア―一九九七年晩夏‐九八年夏
ロンドニスタン―一九九八年夏‐二〇〇〇年初頭
アメリカに死を―二〇〇〇年初頭‐〇二年春
家庭不和―二〇〇二年夏‐〇五年春
MI5、ルートンに来る―二〇〇五年春‐秋
シャイフとの出会い―二〇〇五年後半‐〇六年晩夏
崩壊―二〇〇六年晩夏‐〇七年春〔ほか〕

著者等紹介

ストーム,モーテン[ストーム,モーテン] [Storm,Morten]
元イスラム過激派。デンマークのコアセー出身。アルカイダと深く関わったのち、二重スパイとなり、アメリカ、イギリス、デンマークの情報機関に協力する

クルックシャンク,ポール[クルックシャンク,ポール] [Cruickshank,Paul]
CNNでテロ問題専門家として活躍。テロリストのネットワークに関する論文などを収集した『アルカイダ』全5巻の編集者

リスター,ティム[リスター,ティム] [Lister,Tim]
CNN、BBCで長年記者を務める。中東での経験が豊富

庭田よう子[ニワタヨウコ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

s-kozy

93
衝撃の本書。西側の対イスラム過激派のスパイだったモーテン・ストーム、ほぼ彼のモノローグによるノンフィクション。モーテンはデンマークの中産階級に1976年に生まれ、横暴な継父の下で学校はドロップアウト、ギャングとなり前科者になる。そんな中、イスラム教の信仰に目覚め、のめり込み過激派のネットワークへ顔を拡げる。しかし、「イスラムの矛盾」に気づき棄教。デンマークや英、米の情報機関のスパイとなる。「こんな人生もあるのか」と己の想像力の矮小さに思い至らされる読む価値がある本。世界の現代史の一側面も明らかにしている。2017/01/24

mikarin

13
最近ノンフィクションの気分。これはイスラムの過激思想にハマったデンマーク人の話。同情できる部分もあるけれど、読みながらだんだん腹が立ってきた。自分の不満や怒りのはけ口として宗教を都合よく解釈してるだけじゃん。それがうまくハマらなくなったら今度はスパイごっこしてるだけ。マッチョな世界の縄張り争い。そんなことは遠い星でやりたい奴らだけでやってくれ。人を巻き込むな。とイライラしながら読みました。ニュースでなんとなく見聞きしてるだけじゃ分からない90年代終わりからのイスラム過激派の流れが少し分かりました。2017/11/24

チェアー

13
デンマークと米国、英国のスパイとなったムスリムが、自らの行動と当局の裏切りを克明に記録した。自分勝手な行動や麻薬に溺れたことなど、自分に都合の悪いことはあまり触れられていないため、当事者の記録として割り引く必要がある。ただ、誰が敵で誰が味方かわからない中では精神的に不安定になるのは当然。諜報当局がヒューミントを送り込むためにどんな手法を採っていたかや、スパイに対する姿勢、テロ組織の内情など、水面下での本当の「テロとの闘い」が分かる。2016/09/02

co1024

4
イエメンで会ったことのある人、行ったことのあるレストランが話に出てきて、興奮した。さらに自分のいた時期と重なってそこでモーテンがアルカイダの下っ端と会っていたりと衝撃的である。やはりサナアにも当時からアルカイダは影をひそめていたのだな。。今でこそISに主役の座はとられた感があるが、当時は予想以上にAQAPの影響力が強かったと言わざるを得ない。それにしてもモーテンの推測が事実だとしたらCIAの冷酷さと非道さには驚くし、結局はスパイは使い捨てであり、役目の終えたスパイは虚しさしか残らない。2017/01/18

よしださいめい

4
読む価値がある。 あるデンマーク人の波乱に満ちた半生の物語、イスラム過激派になり、重要人物と関わり、しかし、ある時「矛盾」を知り、そこから、西欧諸国の諜報員となり…。若者が過激思想に陥る過程が如実にわかる。今に至る脅威、そしてこれから起こるかも知れない脅威。多くのことが語られている。また今この時も同じような“二重スパイ”を行いテロ未然に防ぐ人がいることにも思いを馳せる。2016/07/03

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