出版社内容情報
テロ組織の内部事情を最も知る男によるスパイ活動の全貌
デンマーク生まれの鬱屈を抱えた白人青年は、偶然出会ったアッラーの教えに救いを見出し、イスラム過激派に傾倒していくが、やがて民間人の殺害を肯定するジハード主義への拭えぬ違和感から、その「大義」に疑問を抱いて棄教。
その後、情報機関の接触を受け、CIAやイギリス、デンマークのスパイとなり、テロとの戦いの最前線に立つ。過激派の大物たちとの交流、危険きわまりない砂漠での暗殺作戦、情報機関の暗躍、裏切り。スパイ活動の内幕と波乱万丈の体験を赤裸々に語る。
モーテン・ストーム[モーテン ストーム]
元イスラム過激派。デンマークのコアセー出身。アルカイダと深く関わったのち、二重スパイとなり、アメリカ、イギリス、デンマークの情報機関に協力する。
庭田よう子[ニワタ ヨウコ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業。主な訳書に『ハーバード流企画実現力』(講談社)、『なぜ犬はあなたの言っていることがわかるのか』(講談社)などがある。
内容説明
鬱屈を抱えたデンマーク生まれの白人青年は、偶然出会ったアッラーの教えに救いを見出し、イスラム過激派に傾倒していくが、やがてその「大義」に疑問を抱いて棄教、CIAやイギリス、デンマークのスパイとなり、テロとの戦いの最前線に立つ。過激派の大物たちとの交流、危険きわまりない砂漠での暗殺作戦、情報機関の暗躍、裏切り。スパイ活動の内幕と波乱万丈の体験を赤裸々に語る衝撃の告白!
目次
砂漠の道―二〇〇九年九月中旬
ギャング、女の子たち、そして神―一九七六年‐九七年
改宗―一九九七年初頭‐夏
アラビア―一九九七年晩夏‐九八年夏
ロンドニスタン―一九九八年夏‐二〇〇〇年初頭
アメリカに死を―二〇〇〇年初頭‐〇二年春
家庭不和―二〇〇二年夏‐〇五年春
MI5、ルートンに来る―二〇〇五年春‐秋
シャイフとの出会い―二〇〇五年後半‐〇六年晩夏
崩壊―二〇〇六年晩夏‐〇七年春〔ほか〕
著者等紹介
ストーム,モーテン[ストーム,モーテン] [Storm,Morten]
元イスラム過激派。デンマークのコアセー出身。アルカイダと深く関わったのち、二重スパイとなり、アメリカ、イギリス、デンマークの情報機関に協力する
クルックシャンク,ポール[クルックシャンク,ポール] [Cruickshank,Paul]
CNNでテロ問題専門家として活躍。テロリストのネットワークに関する論文などを収集した『アルカイダ』全5巻の編集者
リスター,ティム[リスター,ティム] [Lister,Tim]
CNN、BBCで長年記者を務める。中東での経験が豊富
庭田よう子[ニワタヨウコ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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