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内容説明
慌ただしいオフィス。急ピッチで進められるプロジェクトの真っただ中、上司が入ってきてこんなことを伝える。
「しばし静かに座る時間をとろう。何もしない時間をね」
受け入れがたい提案のようですが、実際米国をはじめとする先進企業で、実行されはじめているのです。
●本書は、今ビジネス書で好調の『サーチ・インサイド・ユア・セルフ』(Googleがマインドフルネスの研究から生み出した、いわば心の整理法)の原点ともいえる1冊。リーダーシップを発揮するための新しい「有り方」や、効果的かつ日々の生活の中でもできる瞑想の方法を紹介します。
●現在、リーダーの有り方が変わってきていると言われます。本書では、単にマインドフルの効果やトレーニング方法について解説するだけでなく、今後リーダーとして必要な有り方についても紹介します。職場での問題と関係づけながら説明をしていきますので、どのように「マインドフルネス」を発揮していけばよいのかについて、類書よりもわかりやすくなっています。
●監訳者は、日本で数少ないSIYの認定指導者でもある荻野淳也氏です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yasutaka Hori
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読書をしていると、全体的には入り込めないけど、数ページだけ「ハッとする」箇所に出会うということがあります。この本はその類でした。職場での気づきの能力という話、「現実的で在る」という話。特に後者に補足であった「理想のために道を見失わない」というのはその通りと納得。現実主義よりも理想主義を優先するがゆえに、いきなり素晴らしい世界を創ることを目指し、結果的にそうでない現実に対応できない(ときに不満を抱く)。一気に俗っぽい言い方だけど、折衷案を積み重ねながらもコツコツとということかしら。2024/01/29