内容説明
「日本のネットベースの国債は200兆円以下」「国には借金はあるが金融資産が大半の600兆円以上の資産を持つ」……なんでこんな常識を、新聞やテレビは伝えないのか? 消費税増税や金融緩和では、財務省や日銀の思惑を忖度して「ヨイショ記事」ばかりを書いてきた。なぜ「官報複合体」は、かくも強固に結束しているのか? そのカラクリを全て満天下に!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かわうそ
72
★★★★☆日本国民必読書。日本はギリシャ並みの債務を抱えているから日本国が破綻するというのは誤り。そもそも、国の債務を考える時に資産を含めて考えないというのはおかしいという。いざ資産と言っても固定資産だからすぐにはというのも間違え。マスコミと財務省がいかに腐敗してきたかがよくわかる。財務省の事務次官で経済学部出身の人はわずか2人。つまり、経済の専門家ではない人が財務省を動かしているわけだ。消費税増税で税収が増えるというのは愚論。むしろ、消費税増税で税収が上がったのは前代未聞の好景気であるバブルの時だけ。2016/11/19
てつのすけ
39
なぜ、官僚は、景気回復より自分達の組織を守ることしか考えないのであろうか?マスコミは、情報の垂れ流しを続けるのであろうか?そして、国民は、その情報を信じ続けるのであろうか?これらは、思考が停止した世の中だということだろうと思う。もう、新聞を読むのやめようかな!2020/05/24
ごへいもち
32
経済には弱いので付いていくのが精一杯、というかわからないことだらけ。情報を鵜呑みにしてはいけないってことはわかりました2018/03/10
きみたけ
31
国のバランスシート(BS)で考えると巨額の負債があると言うことは相応の資産もあるということ、なるほどと思いました。余り悲観的になるなと言うことですね。財務官僚・財務次官は経済学部や商学部ではなく法学部出身者が多いというのは意外でした。2020/09/03
Daisuke Oyamada
29
33のQ&A形式で、著者が「日本の経済」「財政」「税」「社会保障」「中国」「EUの経済」「政治」など、さまざまと展開しています。ひとつひとつ区切りがあるというか、とても読みやすい印象の本書でありました。 財務省関連の本はここ数ヶ月でかなり読んでいます。笑 そのおかげなのでしょうか。ナニを読んでも最近は「復習レベル」になってきた印象です。笑 財務省は法学部出身のやつが多いので経済オンチが・・・ https://190dai.com/2024/03/30/財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済/2024/03/17
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