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内容説明
“武将”と呼ばれる戦闘用の人型機械を操り、各地で大名たちが争っていた戦国時代。
しかし、この乱世に疑問を抱く一人の人物がいた。その名は、織田信長。
「この戦は誰が始めたのか」
羽柴秀吉や徳川家康を率い、戦を通じて「世の理」に挑む、信長の新たな“クニトリ”がここに開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
15
マイナー戦国漫画雑誌「コミック乱ツインズ」で初回を見て以来気になっていた作品。「武将」と呼ばれる巨大な甲冑(要はロボット)によるいくさが主体の戦国時代。まだ木下藤吉郎だった羽柴秀吉は乱世の奸雄と名高い織田信長の配下となってのし上がる野望を持つが、その信長自身の野望は天下統一等ではなく、「この戦を始めたのは誰か?」と言うより高い発想に在った。大半の人物が女性化、武将は全て酒精(アルコール)で動く機巧(カラクリ)と言う一種異様な世界観で、巨大な「世の理」と言う不条理に挑む異色の戦国ロマン(以下コメ欄に余談)。2016/10/02
シュエパイ
8
おぉっ、これは・・・確かに石高がそのまま勢力差に表れる世界観!名前も役職もそのままに、ただ全員が女性に置き換えられているあたり、信長さんが気付いている通りに、誰かに作られた戦争であり、誰かに作られた世界・・・なんだろう、なぁ。この先、どーいう風に史実をなぞったり、逸脱していったりするのかな?ちょっと楽しみ2016/10/30
sibasiba
5
アルコールを燃料に動くロボット「武将」が戦場で活躍するパラレル戦国時代物。色々面白い趣向を凝らした戦国物なんだけど突き抜けた物がない感じ。実は女体化戦国時代モノなんだけど別にソレが意味があるものに現時点でなっていないし、可愛かったり色っぽかったりするわけでもないからセールスポイントにもなっていない。戦国時代にロボット物というのも目新しさはないしどうなんだろう。キャラクタの味付けや史実のアレンジは上手いと思うのだが。2017/03/25
埋草甚一(U.J.)
5
歴史ネタでSFで巨大メカが暴れ回る。破天荒な戦術続出。作者の論理的思考能力の高さがよくわかる。 武将の構造とか、もっと描き込んでくれると嬉しい。2016/10/05
サテヒデオ@ダイナミックひとり
4
クソ面白い。愛知が誇る三英傑の女人化とロボとが合体。あさり式戦国絵巻である。「世界」に挑んだ信長と、「世界」を利用した秀吉と、「世界」を調えた家康。三者三様、それぞれの個性が「世界」を観測し、そこから己が理を模索する。傑作の予感。続きが楽しみである!2016/10/23