コミックエッセイの森<br> 私がダメ母だったわけ

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コミックエッセイの森
私がダメ母だったわけ

  • 著者名:武嶌波【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • イースト・プレス(2016/09発売)
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  • ISBN:9784781611129

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内容説明

極度の人見知り、自分に自信がもてない。でもそれはそういう性格なんだと思っていた。けど、子どもを産んでから、むしょうにイライラが募り、今まで以上の自己嫌悪にさいなまれる毎日。「お母さん」が子どもにイライラするのは普通だとダンナは言うけれど、どうも私の場合、普通じゃないような気がする…。どうしてだろう?可愛いし愛しているのにうまくいかない。そんなやるせない日々の中、ふと気づいた自分の中から湧き出る「怒り」の感情。でもそれは「子ども」に対してではなく、「親」に対するものだった。もしかして子育てがうまくいかないのは「親」のせい?本書は「子育て」を通して、自分の、そして娘との親子の問題を描きます。両親との問題に悩む人はもちろん、核家族化でさらに増えていると思う「子育て」の悩みを抱えている人にも読んで欲しい問題作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みーなんきー

26
著者が子育てがうまくいかない事に悩み、自分を反省するうち、イライラや不快の原因が自身の親に対する欲求不満に帰すると気付く。父親、母親が表面的には取り繕っても、実は子供に深い傷を与え続けた現実が見えて、読者の私も苦しかった。外面良く周りから好かれた父親が、母親にだけは当たり散らし、母親は常にイラつき、唯一の娘である自分に全ての愚痴を吐く。性的な話題や、痴漢の存在についても、子供に対する配慮が無い、など、小さな胸には痛く突き刺さったであろう過去が満載。この本を書いたことで著者が救われたなら、良いが。2015/11/17

20
自分が抱えている不安がどこから来るのか、なんとなく理解できたような気がしました。子育てをするようになって、また同じような不安に襲われた時に手に取ってみたいです。連鎖が少しずつ薄まっていけばいい、それぐらいの気持ちで肩の力を抜いていきたいと思います。2016/04/05

みーなんきー

16
自分の子供を持ち、その子育てで異様にイライラする自分に気付いた時、その怒りは実は親に対する我慢からくるものだったと悟った著者。カウンセリングを受けながら、工夫しながら、その負の連鎖を、自分の代で止めようと努める。少しずつ、改善していく。感想ですが、波さんのご両親みたく、子どもに無関心だった自分を、反省も、記憶もしてないって、サイアクよね。親は我が子にくらいは、関心があってほしいものです。2015/03/08

まつじん

11
とはいえちゃんと結婚して子供もできたわけですから充分頑張ってるよねぇ。2016/12/05

こばまゆ

11
いつもイライラ、叱ってばかりの母と、自分の感情で甘えさせる、でも母親に冷たい父親の中で育った作者が、子どもが生まれて、子どもにイライラをぶつけてしまうのに悩み、親との関係を見つめなおす漫画。立ち読みで、さらっと読みました。この本でも、親は謝らなかったけれど、せめて、こういう本気で向ってきたときは、子どものために、自分の気持ちはこらえて、謝ってやれよ!と思うし、そんな時が自分にもきたら、ちゃんと謝れる親でありたい2014/07/13

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