内容説明
江戸時代随一の大ベストセラー、東海道中膝栗毛と続膝栗毛の現代語・抄訳版。江戸から京都、善光寺までを網羅。各宿場の解説つき。監修は映画「大奥」「るろうに剣心」シリーズの時代考証でも知られる大石学氏。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
誰かのプリン
17
現代でも笑えます。江戸の風に触れた思いがしました。2019/08/26
HMax
16
これなら売れたはず、お伊勢参り必読書。面白い失敗談義をふんだんに盛り込んだ旅行ガイド。今読んでも面白い。宿賃の割に食費が高いなど、当時の文化習俗についてもよくわかる。しょっちゅう狂歌がでてくるので、当時は誰もが歌を詠んでたのかな。「よねたちと 寝たる側には 泥亀も はずかしいやら 指をくわえた」「今くひし そばはふじほど 山盛りに すこしこころも うきしまがはら」。でてくる宿場をネットで調べながらの読書で、結構時間がかかりました。2018/09/01
chobi
4
ナゴヤ座さんの新作演目を見るための準備。演目後。わー。予習していたのでより一層楽しめた気もするけど。わー。でも、抄訳だと物足りない!もっと詳しく読みたいと、現代語訳を再読することにした。小ネタを外せない!2018/01/18
ちゃかぱん
4
死ぬまでに東海道五十三次たどってみたい。2017/02/28
江川翔太郎
3
江戸時代の物語はどんな感じなのか気になり読みました。 この本は本編のあらすじが始めに書いてありその次に物語の一部を抜粋したものが現代語訳にされていて、最後に宿場町の豆知識が書いてある作りになっていて一つ一つの話はそこまで長くないのでちょっとした時間で読み進めていくことができます。 特に豆知識では様々な内容を扱っており、江戸時代の旅がどのようなものだったのかが分かります。2019/06/18