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内容説明
起業して成功するためには、サラリーマン時代とは違った行動や考え方を必要とする場面が多くあります。
サラリーマン時代にトップレベルで活躍していても、その思考と行動原理を引きずったまま起業すると、痛い目にあう可能性があるのです。
そこで本書では、起業コンサルタントである著者が経験した起業現場のナマの話、あるいは同業者に聞いた多くの起業ケーススタディから、独立起業して食べていける人の行動法則を抽出して紹介します。
起業して成功するには「起業家の思考と行動原則」を身につけることが必要不可欠です。
「自分はまだまだと思っている」
「行列を疑う」
「他人におごって喜ぶ」
「直感で答を出す」
など、ちょっとした思考法の違いが、成功するかどうかを分けます。
起業にはリスクがともないますが、成功すれば、大きなリターンが得られます。
起業予備軍はもちろん、起業したけれどビジネスが軌道に乗らない人、一段上の仕事力をつけたい人にとって、知っていて絶対に損しない思考のヒントが満載です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
51
★★★☆☆「起業に成功している人が、やっていること、やらないこと」を起業コンサルタントの著者が解き明かす。うまくいかない最大の理由は、サラリーマン時代の思考を引きずっているから。だから、エリート社員の独立ほど失敗するケースが高いという。要は、起業は甘くないので、会社員時代の常識を脱ぎ捨てろということ。特に業種を特定しているわけではないので一般論が多いが、起業を考えはじめたら読んでも損はない。【印象的な言葉】賢いラーメン店はあえて8つしか席をつくらず、あふれたお客様にお店の外に並んでもらう。2018/09/27
犬こ
18
幾度もなるほどと感じながら読み進ました。サラリーマンと起業する人と対比しながら説明しているのだけれども、サラリーマン気質だとなかなか起業はむずかしそうですね。面白かった。2016/07/24
くろいち
16
起業して食っていける人の考えが書いてある【食える人は右向け左ができる】食える人は他人と違うことを恐れない。他の人と一緒だから安心という人は食ってはいけない【食える人はできないことは切り捨てる】自分が得意なことに集中する。苦手なことは克服するのではなく、できる人にやってもらう【食える人は礼儀正しく図々しい】謙虚で礼儀正しい態度で相手の懐に入っていき、交渉では図々しくお願いする【食える人は他人のことを自分事として捉える】他人のトラブルも「明日は我が身」と捉え、自分ならどうするかを考える癖をつけておく2017/01/01
mazda
15
会社で実績を上げたことが、全て自分の力だと勘違いする人って、きっと「食えない人」になるんだと思います。私も実際に食らったことがありますが、会社を辞めた途端、それまで親身だった人が突然連絡なくなったりしたものです。でもビジネスの世界では、当然と言えば当然。それでも起業するという強い力を持つことが大切なのでしょう。2019/07/23
キヌモ
3
優秀な会社員と優秀な起業家とは全く違う。真逆であると痛感。違う民族なんですね。2023/04/15
