日本経済新聞出版<br> 脳にきく色 身体にきく色

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日本経済新聞出版
脳にきく色 身体にきく色

  • 著者名:入倉隆【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 日経BP(2016/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532263171

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内容説明

発想・食欲増進、ダイエットから防犯、事故防止まで意外と知らない「色」の秘密--節電するなら夏は白、冬は黄色? 青色光が防犯や自殺防止に有効なのは本当? 白色光の下のほうが甘みを感じやすい? 食品パッケージに赤や黄色が多いのはなぜ? 家族団らんにはベージュのテーブルクロス? 青色のクルマは事故を起こしやすい? 古代の日本には4色しかなかった? 囲碁の碁石は白と黒で大きさが違う? 歳をとるほど赤や黄色に敏感になる? 青色LEDが白色光に変わるのはなぜ?
色の効果を使いこなして、人生を豊かに! 色は、私たちが思っている以上に、人の心や身体の働きに大きな影響を与えています。例えば、「暖色系」「寒色系」というように、部屋の色調を変えるだけで、実際の体感温度にも、エアコンの設定温度を変えられるほどの差が出るといいます。果物が熟すと赤くなるのは、それを動物に食べさせて種を遠くに運んでもらうためですが、同じ哺乳類でも、果実を餌とせず、草を食む動物は、色覚が発達していません。果実を目立つ色として知覚する必要がなかったからなのです。「この上着に合うネクタイは何色?」「プレゼンでどの色を使ったらわかりやすくなる?」など、色の知識が増えれば、もっと私たちの暮らしは豊かで楽しくなります。
本書は、視覚心理、照明環境の専門家が、学術的なバックボーンのもと、色の見え方や、色が人の心理や生理に与える影響について、上記のような実際例や蘊蓄を交えながらおもしろく解説します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

19
確かに、好みの色もあるし、苦手な色もある。季節や場所、時間によっても変わる。そんなことが何故?の一端を垣間見たように思う。身体の仕組みと合わせえて答えが出てくる。このあたりには詳しくない自分でも、なるおどと思えるように、優しく書かれている。身近なのは、マーカーの色と引き方かもしれない。2016/12/13

ルル

15
記憶にはピンク蛍光マーカーp(^-^)q2017/01/15

量甘

11
人がサルから進化した頃まで遡って、心地よさを感じる光の色を考える。やさしく解説されていて分かり易かった。ユニバーサルデザインや見えやすい色の使い方など、これからの色の必要性に興味が高まった。2016/10/10

とよぽん

10
なぜ色が見えるのか、なぜ木々の葉は紅葉するのか、花火はなぜ多くの色を出せるのか、など色が見える仕組みについての説明が腑に落ちる。また、日常生活の様々なところで、色が私たちの心や体に影響を与えていることも紹介されていて、面白かった。色って、なかなか深い。2016/11/21

5
暗記するならピンクのマーカー、黒い服を着ている人は蚊に刺されやすいと帯に書かれていた。電磁波の波長と分類では青から赤への光のnm単位での違いが書かれている。波長の短い青色や青緑色を明るく感じて波長の長い赤色や黄色を暗く感じるのはプルキンエ現象という。メラトニン分泌抑制の作用スペクトルは勉強したことがなかったので取っつきにくいかった。色弱は男性に多いらしく、日本男性で5%、日本女性で0.2%と言われている。これは染色体の問題があるとのこと。2016/09/01

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