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内容説明
※この電子書籍は、山と溪谷社が2012年6月に発行した『ヤマケイ山学選書 転倒・滑落しない歩行技術』初版第1刷を底本として電子化したものです。
遭難多発の時代、どういう知識や技術を身につければ遭難せずにすむかは、 登山愛好者にとって関心の高い問題です。
本書は遭難原因の第一番である「転倒・滑落」を防ぐという観点を 強く打ち出して構成した本です。
<目次・内容>
第1部 転倒・滑落事故はどのように起こっているか
・事例紹介とその反省(10事例ほど)
・転倒・滑落事故の発生傾向(統計的解説)
第2部 転倒・滑落事故を防ぐ歩行技術
・基本の歩行技術
・ストックの使い方、使ってはいけない場面
・岩場の歩行技術
・ガレ場の歩行技術
・急斜面の歩行技術
・雪渓の歩行技術、アイゼンの選び方と使い方
・落石への注意と対処
第3部 登山計画とトレーニング
・脚力を強くする(筋トレ)
・バランスをきたえる
・体力を向上させる
・クライミングと山歩き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えんちゃん
64
新進気鋭の文藝賞作品が続いたのでここらで趣味本を。山登りで滑落事故を防ぐための技術について。とにかく山で転倒しないこと。事故が起きるのは圧倒的に下りで午後二時頃が多い。まあそもそも登らなきゃ滑落しないんだけどね。大切なのは計画や装備や体力作り。準備あってこその登山。気を引き締めて今年も登ろう。2024/01/11
キク
55
走る、泳ぐ、自転車、投げる、蹴るということは、ある程度教わった経験がある。でも登山をする、もっというと一番基本の運動であるはずの「歩く」ということについて、誰にも教えてもらったことがない。となるとまぁ「読んで学んでみよう」となる。なにせ「知らないことは本で読んでみる」を人生の基本方針にしてるので。幼稚園の砂場で学んでる暇はない。で、読んでみた。大事なのは「山で転倒してはいけない」「慎重に重心移動しろ」とのこと。たしかに、山の事故って結局そこだもんな。あと、登りより降りのほうが難しいって、なんか人生みたいだ2023/12/17
あんパパ
12
知らないことほど怖いことはないと感じる一冊だった。 仕事の上ではあれこれとリスクを予測して行動する習慣であるが命に関わる登山では案外無頓着足の運び一つで他人に危害を及ぼすなどこの本を読むまでそれほど意識はなかったのが正直なところ。意識して実践。2021/05/13
ゆうほ
10
本読んで、登った気に…。2020/03/01
リュウジ
7
山での歩き方は都市での歩き方とは大きく異なる。ザレ場、ガレ場、岩場、登り、下り、トラバース。鎖場、はしご、ロープなど、様々な場に山で出くわす。その瞬間にどうすればいいか、この本はその対応(体重移動のさせ方や足の着き方、岩場などでの3点確保の方法など)を写真入りで解説してくれる。でも、結局はそれが「山」でできるかどうか、だ。頭で覚え身体で実践する。当然疲れている。疲れで足が上がらないかもしれない。疲れない工夫、装備の工夫、計画の立て方、日頃のトレーニング・・・すべてが「安全な山登り」へと結びついていく。 2017/05/12
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