マグノリアロマンス ロマンス作家の恋のお悩み

著者名：ナタリー・チャールズ【著】/多田桃子【訳】

オークラ出版（2018/10発売）

• ISBN：9784775527160

内容説明

幼稚園で働くかたわら絵本を出版するレッティは、結婚式直前に婚約者に捨てられた。なんと彼はゲイだったのだ。レッティの悲劇はそれだけではなかった。絵本の出版社が買収され、残りの契約分を新たな出版社から出さなければならなくなった。それも、絵本ではなくポルノ小説として。新学年がスタートしたばかりの職場だって、平和なわけではない。レッティの姪と甥に男根形キャンディを与えた変態男が、臨時の教頭として紹介されたのだから。いくら彼がゴージャスでも、お近づきにはなりたくない相手だ。前途多難なレッティの運命は!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[veri]

読み友さんに教えていただいた本作。レッティかわいい。エリックステキ。ブリュンヒルデはサイテー。テンポよく、シリアスな部分もありつつ基本は軽くて楽しかったー！コメディなコンテってあまりないそうです。私自身もヒストリカルばっか読んでたのですけど、コンテいいよねぇ(*´艸｀*)ウフフサスペンスだとちょっとしんどい面もあったりするけど、コメディだと気分上がるので、もっと出して欲しいなぁ。ハンサムじゃなかったとしても、エリックはイケメンだよなぁと思った次第。笑

2018/05/17

[モルテン]

これ好き！幼稚園の先生で絵本作家だったのに、出版社の合併でエロティカを書かなくてはならなくなったヒロインと、臨時の小学校教頭として彼女の上司となったヒーロー。私、このロマンス小説好き！ヒロインもヒーローも真面目で地味。ロマンス小説のようなドラマチックなことはない(この辺はロマンス小説批評？になってて面白い)。でも日常や仕事は山あり谷ありで、奮闘する二人に心からエールを送ってしまう。いいなあ。私、こんなロマンス小説が読みたかったの！

2018/01/05

[aiko]

結構アレなあらすじと帯を見て、ネタとして買ったけど別方向に大当たりでした。 愛することに傷つき臆病だった女性がぐっと一歩踏み出そうとする、クスッと笑って時にはホロリとさせられるとても素敵な良作。 とにかく主役２人が魅力的。 こんな先生たちに出会えた生徒は幸せ者だなー。 作者の他の作品も読みたい！

2017/11/11

[trink]

400冊！

2018/02/09

[青海]

こういうラブコメ寄りのロマンス小説は現実を忘れたり自分に置き換えて妄想したりとなかなか面白い。作家さんの選ぶ言葉がとにかくツボ！ヒーローエリックの学校用スーツを「定番じじい色」とか。AはあっちっちのAとか。

2018/08/21