ちくま文庫<br> 橋本治と内田樹

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ちくま文庫
橋本治と内田樹

  • 著者名:橋本治【著】/内田樹【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 筑摩書房(2016/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480428486

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内容説明

文学歴史芸能に、教育問題、身体論。はたまた米中の行方まで。抱腹絶倒、痛快無比。当代きっての柔軟な知性が語りつくす、世界と日本の現在過去未来。不毛で窮屈な論争をほぐして「よきもの」にかえる大人の智慧がここに凝縮。読むと希望がわいてくる対談集、待望の文庫化。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うりぼう

60
橋本治大好き人間の内田先生が「橋本さんって、こうだよね」と言うと橋本さんが「う~ん、そうとも言えるが、ちょと違う」と全く違うこと言われ、内田先生が愕然とする本。内田先生の相槌をお楽しみください「はあ」「……」「へえー」「はあ?」etc。対談の達人であり、対話の中で新たな思考を産み出す内田先生でさえ、その予測を上回る橋本氏は、パブリックそのものでありながら、仙人のように世の中と距離を置く。その膨大な知識量と変幻自在な活用法はまさに正剛先生の編集力。理の孔子と道の老子の対談のようで、思わず時間をかけてしまう。2011/09/05

壱萬弐仟縁

44
2008年初出。内田先生の老婆心で、今のフリーターとかニートって呼ばれる子どもたちって、じっさいに自分たちが40代とか50代になったときに、何の技術もないし教養もないし人脈もない中年の人間が社会的にどう処遇されるのかっていうのを実物では見たことがないんですよね(112頁)。いや、おれが実物だって。見てみろよ。こんなもんだぞ。8700冊は読む時間があったってことだけどね。それを若者がどう解釈したって自由だよ。内田先生よ、取材に来てみたら。2015/09/28

i-miya

38
2011.11.03 (カバー) 文学歴史教育身体、米中行方。抱腹絶倒、痛快無比。当代切手、柔軟知性。語尽、世界日本現在未来過去。不毛窮屈論争、緩和、良物、大人智慧。究極、読者希望湧出、対談待望文庫化成。(橋本治) 1948、東京生まれ、東京大学文学部国文科卒。(内田樹) 1950、東京生まれ、東京大学文学部仏文科卒。神戸女学院大学名誉教授。2011/11/03

ヨーイチ

21
橋本治とは何者か。読むたびに感心するが、謎も残る。そんな存在。この対談はそんな橋本治を理解したつもり、若しくは足場になる。それにしても異才と云うか変な人だ。物の見方、考え方が覆される経験はそんなにできる事では無い。対談中内田樹が『ふつうの人はそんなことしませんってば(笑)』と嬉しそうに相づちを打つのが楽しい。2011/08/22

佐島楓

21
すごく盛り上がった対談なのだろう。それが文面からにじみ出ている。橋本さんは未読だったけれど、特殊な面白そうな本を書いていらっしゃるようなので、今度読んでみます。本当に、どうカモフラージュしたところで文章に人柄が出るんですよね。2011/08/11

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