出版社内容情報
交錯する思惑から「天下分け目」を読み解く。
家康の書簡戦略、北政所と淀君の対立、さらに徳川重農主義vs.豊臣重商主義という軋轢……。交錯する思惑から「天下分け目」を読み解く。
豊臣秀吉亡き後、天下を狙う徳川家康に対抗し、石田三成が画策したとされる日本史上最大級の関ヶ原合戦。水面下では、武将たちの様々な思惑が交錯し、数々の策略や寝返りがめぐらされ、勝者・敗者の数多くのドラマが生れた。
▼だが、その大合戦の実相は、大きな社会変化の流れを捉えないと読み解けない。豊臣政権下で進行した格差社会、海外貿易にからむ利権問題、安定志向への転換……。格差と平等、発展と安定の対立の構図で捉えれば、主要人物それぞれの立場、利害関係が浮き彫りになる。はたして、「天下分け目」をひき起こした真の人物は誰か? 勝敗を分けたものとは?
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[目次より]序章 関ヶ原合戦の意義/第一章 豊臣政権の行き詰まり/第二章 西軍の大名の立場/第三章 東軍の大名の立場/第四章 迷える大名の立場/第五章 関ヶ原へのみち/第六章 関ヶ原の勝敗の分かれ目/終章 新たな時代の訪れ
●序章 関ヶ原合戦の意義
●第一章 豊臣政権の行き詰まり
●第二章 西軍の大名の立場
●第三章 東軍の大名の立場
●第四章 迷える大名の立場
●第五章 関ヶ原へのみち
●第六章 関ヶ原の勝敗の分かれ目
●終章 新たな時代の訪れ
内容説明
天下を狙う徳川家康に対抗し、石田三成が画策したとされる日本史上最大級の関ヶ原合戦。水面下では、武将たちの様々な思惑が交錯し、数々の策略や寝返りがめぐらされた。だが、その大合戦の実相は、大きな社会変化の流れを捉えないと読み解けない。豊臣政権下で進行した格差社会、海外貿易にからむ利権問題、安定志向への転換…。格差と平等、発展と安定の対立の構図で捉えれば、各人物の立場、利害関係が浮き彫りになる。はたして、「天下分け目」をひき起こしたのは誰か?勝敗を分けたものとは。
目次
序章 関ヶ原合戦の意義
第1章 豊臣政権の行き詰まり
第2章 西軍の大名の立場
第3章 東軍の大名の立場
第4章 迷える大名の立場
第5章 関ヶ原へのみち
第6章 関ヶ原の勝敗の分かれ目
終章 新たな時代の訪れ
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年山口県防府市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業、同大学院国史学博士課程修了。明治学院大学教授。日本史の手法だけでなく、歴史哲学、文化人類学、科学史等の幅広い視点から日本の政治史、思想史を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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