新潮文庫<br> 二十歳の原点ノート

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新潮文庫
二十歳の原点ノート

  • 著者名:高野悦子【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 新潮社(2016/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101183039

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内容説明

自己、家族、友だちについて語る断面からは、明るく多感で利発な少女の素顔がうかがえる。高校へ進学し、バスケットクラブと受験勉強の両立に苦悩しながら、精一杯に努力し真剣に生きた姿は、同じ悩みを知る多くの人々の心に深く刻まれるであろう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あーさん☆続編捜索中…(⁠╯⁠︵⁠╰⁠,⁠)

32
高校で読んだ本。

be silent

4
『二十歳の原点』から序章を飛ばしてノートを読んだ。もちろん普通の女子が書くような日記の日もあるが、彼女は時折痛いほどに「自己」を見つめている。『ノート』時点での彼女の年齢は現在の自分より年下であるが、はるかに自己を見つめている。二十歳の~シリーズは間違いなく自分の大学生活を変える本である。この時期に出会えて本当に良かったと思える本であった。私は大学生活の目標として徹底的に「自己」を見つめることにした。2014/12/20

ちゃこ

3
「二十歳の原点」「二十歳の原点序章」からさらにさかのぼって中学2年~高校3年までの日記が収録されている。「二十歳の原点」と比較すると全然文章もこなれていない。しかし自分が同じ年だったころを思い出してみるとどうだ、私はこんなに真剣に自分の生き方に向き合ったことなんてなかったし、こんなに考えてこなかった。「自分の言葉ではない」と何度も悦子さんは書いていたが、ここが全ての始まりで、そうして少しずつ自分(自己)を獲得していったんだろう。これを同じ年のときに読んでいたら何を想っただろうか。2013/10/22

桜もち 太郎

3
1966年に20才で自殺した高野悦子の中学2年から高校3年までの日記を遺族が発表したもだ。最後まで綴られた「二十歳の原点」が発刊され、反響の大きさに本作と「二十歳の原点序章」が相次いで発刊されたようだ。この日記には、明るく活発な部分と、自身の生き方に迷いを生じながらも、学問に打ち込むことによって人生を切り開こうとする力強さが見られた。しかし最後の死に向かっての序章と考えてしまうと切ない気持ちにもなった。自分が彼女と同年の時にこの本を読んでいたら、どのような影響を与えられただろうか。2013/10/15

かりんとー

2
自分自身のことのよう。2015/10/15

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