ルルル文庫 レディ・マリアーヌの婚約3

著者名：宇津田晴【著】/高星麻子【イラスト】

小学館（2016/09発売）

• ISBN：9784094523256

内容説明

「婚約者」から再び「王子の下僕」に！？

勇ましい少女マリアーヌと不敵な第二王子ロベルトが、「下僕とご主人様」の関係から「恋人同士」になって１ヶ月。最近、強引なほど情熱的な愛情を隠さなくなったロベルトの言動に、マリアーヌは恥ずかしくもトキメキが止まらない！
　そんなある日、マリアーヌに実家から絶縁状が届く。ロベルトが女性をもて遊ぶ悪い男だと誤解した父が、マリアーヌを勘当しようとしているらしい。
　ロベルトの素晴らしさを、なんとか父に伝えたいと考えるマリアーヌだったが、今後は、実家がある故郷シノンで謎の盗賊団が暴れているという不穏な情報が飛び込んでくる。
　シノンの問題を調べるロベルトの特別部隊に、騎士として参加することになったマリアーヌ。再びロベルトの下僕となって、絶縁された実家へ戻ることに。盗賊団が残した痕跡に、かつて王宮を混乱させた危険な人物の気配を感じたマリアーヌは――！？
　「レディ・マリアーヌ」シリーズ、お久しぶり！の新作登場。過激に甘いロベルトの愛情に包まれて、マリアーヌがまたしても凜々しく大活躍！！

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐっち]

久しぶりの続巻。そういえば月の欠片の伏線が回収されてなかったので、続編が合ってよかった。カイルの不憫さが大増量でした。

2016/09/03

[六花]

5年ぶりの続編。騎士系女子マリアーヌと第二王子ロベルト。最初から最後までロベルトが甘い言葉を囁きまくってて糖分かなり高め(#^.^#) 1巻目でマリアーヌに取り込まれたまま放置されてた月の欠片の伏線回収。正直これで終わり？って思ってたから、続編出してくれて嬉しい♪カイルとロベルトの関係が結構好き。この先もマリアーヌを巡って小競り合いを繰り返す姿が目に浮かぶな(；^ω^)

2017/12/06

[chika]

5年ぶりの続編で完結？前作が好きで珍しく本棚に残っていたので伏線回収が嬉しいです

2016/09/10

[t-snow]

まさかの新刊。安心の宇津田さん作品の甘さに包まれてマリアーヌが幸せそうで、もう1冊読めて良かった。カイルが持っていった感はありましたが、宇津田さん作品ならこうくるって分かってました。あとがきの最後、かしこまった感じがあって寂しい。

2016/10/16

[なっきー]

まさか続編が出るとは！そういえばいろんなことがモヤっと残ってたんだった。これでスッキリ完結かな。見当違いな嫉妬しまくりのロベルトをもっと見たかったなあ(←ヒドイ)。

2016/09/18