山と溪谷社<br> ペンギンの楽園 地球上でもっとも生命にあふれた世界

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山と溪谷社
ペンギンの楽園 地球上でもっとも生命にあふれた世界

  • 著者名:水口博也
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 山と溪谷社(2016/09発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635310369

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内容説明

人里から遥か遠く離れた南極に動物たちの楽園があった。いまこの楽園に起きている異変とは?

もうひとつの南極物語。
南極大陸をとりまく大海流「南極還流」が生みだした動物たちの楽園と、そこに忍び寄る温暖化の影響。
いま、この楽園に何が起こっているのか?
南極に20年近くにわたって通いつづける著者によるフォト・ルポルタージュ。

第1章 キングペンギンの楽園ーサウスジョージア島
海流のなかの島じま/島を埋めつくす動物たち/人間がもたらしたもの

第2章 アデリーペンギンの憂鬱ー南極半島
温暖化の波のなかで/南極海に生きる/ヒゲペンギンの故郷ーサウスシェトランド諸島

第3章 コウテイペンギンの王国へ
ウェッデル海スノーヒル島/ロス海の奥懐で生きる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

宇宙猫

26
★★★ 人間や温暖化の影響を大きく受けて生態系が変わりつつある南極の写真集。2017/04/13

雪紫

25
ペンギンが可愛い。だけじゃない! 合間に記されてる文章は環境破壊や生態系の変化を明かしたり食事中で血塗れの鳥の写真や温暖化の影響を受けた周辺の写真も載せてたりする。写真に撮られてるペンギン大集合は昔より少ないそうだし、これからますます少なくなるのだろうか。とペンギン好きだけどこういうことに関しては、対岸の火事にいるしかない自分でも寂しい思いにかられてしまう。それはそうとペンギンの写真はやっぱり可愛い。アデリーもいるけど初代グルグルで知ったマカロニペンギンもいるのが何気にツボ(台無しだよ!)。2019/12/07

うた

11
水口さんのペンギン本はとてもよいので是非おすすめ。写真は言うまでもなく文もよい。しかし皇帝ペンギンの小鳥の格別の愛らしさよ。2016/08/27

糸桜

7
写真と説明が交互にある感じの本でした。思ってたより説明の量が多かったですが、文章がそんなに知識のない人でも読める分かりやすいもので、色々勉強になりました。皇帝ペンギン目当てで借りた本でしたが、他のペンギンについての写真や文章も面白く、結局全部読んでしまいました。写真もとても綺麗でした。ペンギンも他の動物も、人間の環境破壊に振りまわされているのだと改めて感じる機会にもなりました。それにしても、皇帝ペンギンの赤ちゃんは無敵の可愛さでした。2016/12/02

やん

3
写真も文章も見応え、読み応えがあった。なのでもっと読みたい気持ちが残る。できればもっともっと分厚いとよかった。著者の文章は詩的・文学的なところがあるが情緒に流されず理路整然としているので読みやすい。ただ、きっとこだわりなんだろうけど、地図の地名はお洒落なフォントではなく読みやすい日本語の方がよかったかな。主にペンギン目当てで借りた本だが、シャチの狩の仕方も興味深かった。そのくだりを読んだ直後にテレビでシャチが氷上のアザラシを集団で狩るシーンを見た。著者の他の本も借りてきて読んでいる最中。2022/09/04

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