なっとくする群・環・体

個数:1
紙書籍版価格
¥2,970
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

なっとくする群・環・体

  • 著者名:野崎昭弘【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 講談社(2016/10発売)
  • おトクな週末2日間!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~5/12)
  • ポイント 550pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061545724

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

読めばなっとく、現代代数学のエッセンス! 群・環・体ってどんなもの? わかったようでわからない代数学の基礎を、現代的応用も交えて明快な論理で解きほぐす。名著者・野崎先生が語る、新感覚の入門書!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減

9
2年くらい前から積んでた本。▼納得できたかは分からないけれど、概要は理解できた!具体例があるおかげで分かりやすかったと思う。2019/07/21

魔魔男爵

4
群の定義は3行必要なのが普通だが、1行で済ませるコーシーの定義も紹介するのが、流石、野崎昭弘先生。ただし、代数学は修士課程で勉強を終え、専門(応用数学・情報工学・アルゴリズム論)ではないので、判り易く説明するのに苦労なされ、いつもの自虐ギャグ等を咬ます余裕の無い、雑談は皆無の、普通の数学解説書に成り下がったw。といってもアーベル萌えの野崎先生なので、附録扱いでガロアの群論とアーベルの関係は語られます。群と言ったらガロアが超有名だが、本書はガロアの群論自体は解説してません。そこに至る前の初歩の群・環・体の概2017/08/14

ところてん

2
著者には申し訳ないですが、なっとくというか、理解できませんでした。もちろん理解できない私の頭が悪いんです。環が整数と似ている所、例えば、倍数や約数、素数と対応する概念があることなどは面白いなと思いました。ただ、体まで行くと、もうチンプンカンプンです。群は8割くらいは理解できました。書いてはありませんが、所々、線形代数の概念が出てくるところも興味深かったです。2周目にはもっと理解できたらいいのですが。2014/05/01

OjohmbonX

2
代数系の特徴を抽出して群→環→体(の間にも色々ある)とレベル付けする。あるレベル、例えば環で証明すれば環の代数系全部まとめて証明したことになるし、それより下位のレベル(体とか)でも引き継がれることもある。整数と多項式の性質を個別じゃなくまとめて証明できたりして便利。ということらしい。たぶん歴史的にはどの特徴を捨てて「これとそれは同じ」と見るかの方が難しいので、むしろ体→群という出現の仕方なのかな。で、肝心の「群という特徴の抽出の仕方をするとこんな見え方になる」といった話がよく理解できなくてあきらめました。2014/04/06

1
基礎的なことをしっかり書かれているので個人的に良かった。初等整数論から群についてはスラスラ読むことが出来た。置換の部分では表現論に必要とされる知識が多かった。また、代数学へ進む人はこのようなことを網羅しているのだろう。個人的に環と体については無知なのでこれを通してある程度理解しようと思っている。2014/12/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2631794
  • ご注意事項