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内容説明
上司と部下など、人間関係を作りあげる方法。スポーツのコーチ技術から生まれたコーチングは、上司と部下の関係など、ビジネスのあらゆる局面で使われている。親子、教師と生徒などへの応用法も含めて解説。(講談社現代新書)
目次
第1章 人の可能性を開くコーチング(テニスではなく「バウンド・ヒット」を
「できる」を引き出す魔法の言葉 ほか)
第2章 コーチングが発揮される環境とは(マネジメントとコーチング
手放してはならない上司のプライド ほか)
第3章 コーチングの技術(コーチングプロセスのデザイン
コーチングの基本プロセス ほか)
第4章 グループコーチングの技術「ファシリテーション」(非生産的な会議を何とかしたい
GEにおけるワークアウト ほか)
第5章 セルフコーチングのすすめ(他人の作った流れの中で生きることの限界
日本中にあらわれた『やりたいこと探し難民』 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
morinokazedayori
73
★★★★良い上司とは、自分よりも優れた部下を育てる人。人を育てるためのラポールの形成・傾聴・ファシリテーションなど、基本的な技術が具体例とともに書かれている。効果的な質問の仕方はなかなか難しく、習熟が必要だと感じる。最もよかったのは、セルフコーチングの重要性とノウハウの章。人をコーチングするには、まず自分を上手にコーチングして成長する必要があるそうだ。自分を成長させることができない人に、人を成長させるのは難しいというのは、非常に納得がいく。早速実践したい。2016/10/08
HIRO1970
51
⭐️⭐️⭐️嫁本。10年以上前の本。大分前に会社で様々な場面でこれがネタ元かなと思う不自然な振る舞いやそぐわない言動がありました。5〜10年前頃に多かった様に記憶しています。その為、かなり既視感があり余りダイレクトに心に響か無かったのはチョット残念です。とは言え処世訓の一つの自己暗示の手法としては参考になる部分もありました。私見としては他人を暗示にかけるにはもう一つ押しが弱いような感じがあり神の啓示のような電荷をビリビリと発する本ではありませんでした。2015/06/04
ホークス
33
再読。昔助けてもらった本に、今また頼る。管理職が病まずに前向きに生きる杖となる良書。薄い本なのにキチンと考え方から入り、丁寧にポイントを教えてくれる。「人の持つ能力は、その人が夢に向かったときに発揮される」「承認とは相手の成長や成功を心から願う事」にハッとする。コミュしやすい環境を作る、役割を明確にする、一人一人と対話し必要なだけ待つ。難しさに愕然としてからが本当の始まりだ。カギは「相手と一緒に成長していく」こと。でも自分を救うセルフコーチングが一番重要と思う。優しく自分に語りかけよう。遅すぎる事などない2017/06/03
アナクマ
22
3章_技法を抜き書き。ラポール、相手に興味、視線や動きの同期。勝手に聞いてしまう、これがよくない元凶。繰り返すバックトラック。沈黙の意味→ 質問が分からない・答えを探し中・伝え方を考え中・言いたくない理由がある。話題集中法→ 聞きながら、方向性確認・論拠検証・論点整理、そして表情などから心理を察知する。褒めるかわりに存在承認。◉こうしてみると平凡なこと。しかし身に付いているかどうかは別問題。また、そもそもコーチングの動機調達はまた別の根源的問題。◉サポートとヘルプ。ともあれ観察力。→2024/08/01
sayan
22
コーチングとは何ぞや、単語としては聞いたことがあったがいまいち具体的ではない。本書でもダラダラ説明が続くと思いきやp.12からはじまる筆者の経験談「テニスをするのではなくバウンド・ヒット」で一気に「コーチング」のbefore/afterイメージがつかめた。実務家の作品らしく経験談をもとにした主張が多く盛り込まれているが、それらはバランスがとれており納得感は大きかった。2017/07/23
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