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内容説明
2015ワールドカップ日本代表の活躍で、ラグビーへの関心は飛躍的に高まった。この熱気は、2019ワールドカップ日本開催へと続くだろう。ラグビーは、そのスピードと迫力に圧倒されるが、反面、「ルールが分かりにくい」という声も多い。なぜボールを前に投げられないのか? なぜ反則があっても審判が笛を吹かずに「流す」のか? 本書では、公認レフリーの資格を持つ著者が、ラグビーの歴史とゲームの仕組みを丁寧にひもとき、競技の奥深さとワンランク上の観戦眼を提示する。入門書でありつつ、ディープな画期的ラグビー教本!【目次】はじめに/序章 フットボールとレフリーをひもとく/第1章 オフサイドをひもとく/第2章 スクラムをひもとく/第3章 ラック、モールをひもとく/第4章 タックルをひもとく/第5章 ラインアウトをひもとく/終章 『ラグビー憲章』をひもとく/おわりに
目次
はじめに
序章 フットボールとレフリーをひもとく
第1章 オフサイドをひもとく
第2章 スクラムをひもとく
第3章 ラック、モールをひもとく
第4章 タックルをひもとく
第5章 ラインアウトをひもとく
終章 『ラグビー憲章』をひもとく
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やせあずき
52
とかくラグビーはルールが難しく、何をやってるのか分からない、と多くの方が思うところですが、実は、知れば知るほど、こんなに面白いスポーツがあったのか‼︎と、体育会系でもない私が、最近夢中になってます。ラグビーを覚える近道は、テレビの副音声のルール解説を聞きながら、まずは試合を見ることです。見続けていると、だんだん分かってきます。ある程度わかってからこの本を読むと、ラグビーの良さがストンと腑に落ちること請け合いです。追伸:平尾誠二さんのご冥福をお祈りします2016/10/21
薩摩隼人
10
こんな本を遥か昔の高校ラグビー部当時に読んでいたとしたら、少しはプレーが真面になったんじゃなかろうか? ラグビーというスポーツは、ゲームをやってる本人達もルールを完全には把握していない、とよく言われます。そんな不思議なラグビーの、不思議な部分をまさしく紐解いてくれる、解りやすい内容です。 サッカーから別れ独自の価値観を培って、ラグビーというスポーツは唯一無二の文化になった!2019/11/28
のぶさん
7
ラグビーのルールの解説本です。スクラム、ラック、モール、ラインアウトなどのオフサイドやその他の反則について、とても詳しい解説がなされています。それ以上にこの本が面白いのは、タイトルの通り、ラグビーの起源や歴史、ルールの背景から説き起こしていることです。ラグビーでなぜ反則が見逃されることがあるのかも歴史をひもとけば、すっと腹落ちしました。2017/01/18
夜郎自大
6
古いラグビー経験者でもわかりにくい現在のルール。歴史から見ていくとなぜこのような決まりがあるのか、理解がしやすい。これは世の中の事象を解読するのに役立つアプローチ方法ではないだろうか。2021/08/22
鳥義賊
6
ラグビーのルールって今でも毎年微妙に変わってるんですけど、それぞれの歴史的なものを教えてもらうと「なるほど」と思います。でもやっぱり難しいなあ(笑)2016/08/30