内容説明
「世界の七不思議」は、人類誕生の謎を解く鍵だった!!
『ソーシャル・ネットワーク』の作者が壮大なスケールで描く歴史ミステリー
あらすじ MITに籍を置くジェレミーは、古代の「世界の七不思議」と現代の「世界の七不思議」に奇妙な“パターン”があることを発見する。
地図を重ね合わせると、美しい二重螺旋が描き出されるのだ。
だが、そのパターンから外れる構造物がふたつあった。
その謎に気づいたジェレミーは何者かによって命を絶たれてしまうが、秘密を解く鍵をUSBメモリの中に忍び込ませていた。
それを手にした双子の兄ジャックは答えを求め、コルコバードのキリスト像のあるリオへと飛ぶ。
そこで彼が見つけたのは、謎めいた羊皮紙と精巧な歯車が詰め込まれたブロンズ製の蛇の頭だった――。
『ソーシャル・ネットワーク』の著者による、ふたつの「世界の七不思議」を舞台に繰り広げられる、歴史冒険ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
122
ミステリーというのか世界のなぞに関連するものなのかあまりはっきりと分けることができないのですが、世界七不思議と表紙の絵に誘われてしまい読んでみました。上巻は主人公の双子の弟が殺されてということで主人公がなぞを解きに。世界各地を回ります。上巻はブラジルとインドへ。最近映画公開された「インフェルノ」もどきですね。映画会社がすでに映画化権も買われているそうです。若干校正不足が。2016/10/27
ゆーぼー
5
人類学者と植物遺伝学者の偶然の出会いが世界の七不思議へと誘う。 読み進める度に、ジャックグレイディのイメージがインディージョーンズと重なってきた。 謎の遺物は何を示しているのか、興味をそそられる。なかなか面白いので、下巻に急行しよう。2016/12/30
Makoto Saito
4
世界の七不思議に隠された秘密を解く冒険ミステリー。インディー・ジョーンズとロバート・ラングドンがミックスされたような作品。謎解き自体に大して展開はなく、着々と次に繋がるピースを発見していく内容で盛り上がりに欠ける点もあり?2016/11/04
JUMP
2
ネタがもったいない。訳の問題なのか、根本の内容の問題なのか。途中だが断念。2016/10/15
toy
2
読了。テーマ、ネタとして超一流の素材を台無しにしているストーリー。ここ最近読んだ作品で間違い無い駄作にガッカリ…。登場人物に魅力の欠片もなく、坦々と次に推移して行くだけ。怒りすら湧く中、下巻に進みます。2016/10/12