内容説明
犬ぞりで向かう雪原の店(スウェーデン)、地元のおじさんとビールを片手に見た夕日(タイ)、朝から立ち飲み屋をはしご(スペイン)、デモから逃げ込んだバーには……(アルゼンチン)……陽気な旅人イシコは今日も地球のどこかで酔っ払い! 書き下ろし痛快旅エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わんこのしっぽ
32
アジア、ヨーロッパ、南米、アフリカと、ひたすらひたすら飲んでる話。シラフの時に読んでるともちろん呑みたくなってくる。呑んでる時に読んでるとお手軽に妄想呑んだくれツアーに行ける。呑兵衛のための一冊(笑)2016/08/27
penguin-blue
26
個人的には旅のエッセイはそこはかとなくゆるい方が好き。その国を「紹介しよう」感満載も疲れるし、かといって「俺には旅の流儀があるので観光客みたいな真似はしないんだぜ」みたいなのも肩がこる。旅先だからの不安さや不慣れな部分も楽ししみつつ、ふらっと入った地元の雰囲気を感じるバールやカフェで一杯。ちょっと騙されたり、危ない目にあったりも含めて(←まあ、これは他人だからか)これも旅の醍醐味だよねー、と遠い目をしつつ一杯やりながらちょっとだけ異国の空気を共有する。薀蓄や、ガイドブック代りの情報を期待するには不向きかも2017/05/07
ざるこ
17
世界を旅しているけど、まず英語も不得手で人見知りで方向音痴という著者。そのわりには下調べなしに散歩がてらフラッと飲み屋に入れるとこがすごい!ぼったくられたり詐欺にあったり「とりあえずビール」にありつくまでに事件が多すぎる(^_^;)気取らず、その土地独自のお酒を楽しんでいるところがいい。カンボジアの夕陽やモンゴルやスウェーデンの満天の星空…見てみたい!と思うだけの自分と、こうしたいと思うことを行動に移せる著者には大きな差があるなぁと感じてしまう。たまには気分転換にちょうどいい1冊です。2018/07/28
スプリント
8
世界各国を飲み歩いたエピソードが掲載されていますが、危ない目にあっている割合が高いですね。大きな原因の一つとして外国語が不得手ということ。言葉が通じない土地で酒を喰らう勇気に驚きを禁じえません。2017/12/03
kousei
7
著者のプロフィール読んでも良くわからない方だが、気楽に読める。雑記と言う感じだが多様な仕事を得て一定の収入を確保し、世界中旅して凄い。ノンフィクションとして一つの国ノンフィクション長編も読みたい。2017/08/29
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