まちがいだらけの教えはいらないほんとうの宗教とは何か白の巻

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まちがいだらけの教えはいらないほんとうの宗教とは何か白の巻

  • 著者名:ひろさちや【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • ビジネス社(2016/09発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784828418315

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内容説明

宗教評論家「ひろさちや」が教える、宗教学の総論と各論!
日本人にとっての宗教を多角的に分析し、論じるやさしい宗教講義!


突然ですが、質問です。

・宗教を信ずれば、金持ちになれますか?
・正しい信仰を持てば、病気が治りますか?
・家族がそろって宗教を信ずるようになれば、 家族のあいだで喧嘩するようなことはありませんか?

――あなたがそのように問われたら、何と答えますか?


日本人にとって、宗教というとあまり身近なものではないかもしれない。
だが実際は生活のいたるところに宗教の考え方が根付いている。
世界からすると、日本人は宗教音痴だと言われている。


ほんとうの宗教はご利益宗教ではありません。


■目次

●第1章 神道とは何だろう?
●第2章 仏教とは何だろう?
●第3章 一神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)とは何だろう?
●第4章 儒教とは何だろう?

■著者 ひろさちや

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nizimasu

7
後編である「白の巻」では世界宗教であるキリスト教やイスラム教などのそれぞれの特徴を概説。個人的には神道の解説においての「民衆神道」と「国家神道」という区分になるほどと膝を打ってしまった。さらには本居宣長の「カミ」を優れたものとする解釈についてもアミニズムや怨霊さらには人為的な御柱などの神を包括した説明としては中々秀逸だなあとコンパクトながら気づきが多かった。仏教が日本に来たことで神道が「見えるもの」として対照化したことも理解が深まる。儒教と道教の話も「君子」と「小人」(庶民)の宗教という区分もわかりやすい2015/09/16

ハヤカワショボ夫

2
青の巻に引き続き読んだ。この巻は神道、世界三大宗教(キリスト、イスラム教、仏教)と「人間の生き方を教えるもの」という定義から儒教を加え比較することで現在の日本に伝わっている仏教は「古代の律令制度のもとで支配の道具として活用された」ものでこれはインチキで「日本には仏教はない」と訴えます。一神教は契約で成立するというなかなか日本になじまない点、儒教も仏教と同様政治イデオロギーに利用されたものと切り捨て、「民衆神道」に基づく「優しさ」「誠」「共生」を根本原理とする独自の宗教「やまと教」を提唱します。【家】★★★2015/09/23

terry

0
仏教原理主義者ひろさんらしい本である。若い頃、悩んでいた時ひろさんの本を読んで救われる思いがしたことを思い出す。ただ宗教家としては当然なのだろうが、反権力でありたいために国家神道のくだりで憲兵の話をだし国家神道は非道であると追及している。たまたまいた低劣な憲兵と国家神道の関係がわからない。氏は「教育勅語の一旦緩急アレバ」の項を批判しているが、日本に非常事態が生じたときに国民が力を併せ対処する事は当然ではないだろうか。残念ながらかっての進歩的文化人と同じ過ちをおかしているのではないだろうか。2015/09/17

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