内容説明
あの自信満々のアメリカ人が、ついに自らの馬鹿さ加減を日本に発信。「イラクがどこにあるか知らない」「リンカーンを知らない」「自分の国が日本に原爆を落としたことを知らない」……等々!!前代未聞の大不況も彼らの無知がなせる業か??果たして日本人は彼らを嗤えるのか??問題提起の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
人は自分の興味のあること以外には目を向けようとしない。政治が正しく行われているとすれば、わざわざその詳細を理解するために時間を割こうという気持ちにはなれない。最初のうちはそれでも政治が正しく行われていたとしても、時間が立てばやがてはほころびが生じる。その時になって慌てたとしても、まず何がどうなっているのかを理解することすら困難になってしまう。2015/07/26
Sumioh Watanabe
1
本人がいまだ、ベタベタなアメリカンリベラルの価値観にひりきり、それに何の疑問も持たないでいるらしいことが、痛々しい。彼がここでしてることは延々と庶民をバカにし続けているだけのことだ。それが不快でたまらないし、多くの米国庶民も同じだろう。だからトランプが当選したのだ。 米国のような広大で多様な国では、多くの人が他国や、別地域に関心を持たないのも当然で、そこに「自然な同朋感覚=Fraternity」の限界を見ないようでは、著者の鼻にかける知性など、たかが知れている。おすすめできない。2019/01/03
ango28
1
見識高い著者の知的水準をベースにして我々米国民はどこまでバカなのか?というのは如何なものか。常識として設定されているものが必ずしも簡単に答えられる類のものではない。それに日本人には馴染みのない名前が数多く出てくるので、この本が翻訳されたことがそもそもの誤りだ。町山さんのアメリカ本の様な日本人にも分かる本にしなくちゃ誰も読まないでしょう。2009/12/10
まっと
0
興味のないことはどうでもいいですよね.アメリカ人に限った話ではないだろう.2011/08/29
ラブミーテンダー
0
まぁ、バカが一般常識がない人というのは、あまりに決めつけすぎだと思うが。スローガンに騙されやすいのは日本人も同じ。今の選挙制度では、衆愚政治としか思えず。さりとて、新しい政体はできず。2011/05/16