内容説明
いま最も注目されている庭スタイルの「雑木の庭」。
好評発売中の『これからの雑木の庭』の第2弾となる本著では、これら雑木を中心に常緑広葉樹をも取り込んだ自然風配置、飛石や景石などの添景物、水の「流れ」、小さな池なども取り入れた実例を紹介する。
紹介する庭は10坪前後の小さな前庭から、30坪程度の庭、さらに広い庭など、それぞれの規模を生かして作られた実例。
これらの庭をさまざまな角度から撮影した写真は、眺めているだけでも癒される庭風景を楽しめる。
鑑賞のポイント、日本の伝統的な庭園の手法による庭の見方、見せ方、管理や手入れ方法、樹木図鑑など、写真とイラストでわかりやすく解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
る*る*る
21
庭の担当は、主人(≧∇≦)参考にして欲しく、こっそりとリビングのテーブルに置く…紅葉の木が欲しい。木漏れ日に癒される年頃♪2016/08/30
ゲンキ
5
大変勉強になりました。私は昔庭にシンボルツリーを一本だけ植えて、何度も枯らしてしまってました。この本を読んで初めて、木々が自然で健康に育っていくためには、一本ずつ植えるのではなく、高木と中木と低木等を階層的に組み合わせて植えることが大切であることを学びました。この本を参考にして、3年前からプロに頼まず再度試みてきましたが、今春、心地よい雑木林風の「コナラを高木として、アオダモやモミジを中木、ナツハゼやツリバナ、アセビを低木とした」庭が出来上がりました。その庭を眺めながらする「読書」は最高です😂。2019/05/03
まなまな
4
とっても素敵な庭づくりなのだけれども、個人宅のお庭とは思えないお金のかかり方…。庭石も広さも木々の感じも、予算なんて気にせず理想を追求した感じ。家もたいがい豪邸なので、コナラ、エゴノキ、ジューンベリー、ナツツバキ、ソヨゴあたりの雑木がしなやかに映えます。住宅と木々の取り合わせについてもかなりページをさいていて、ただのビジュアルブックではない、読み応えがあります。真似はできないけど素敵でした。2019/05/22
エトランジェ
4
うちにもこんなステキなお庭があったらなあ…。そんなふうに憧れるお庭が沢山載っていました。まずはお庭のある家をどうにかしなくては…苦笑。2015/04/25
toe
2
移植後、根の回復が早いコナラでも2~3年かかるのね。だけど丈夫で管理もしやすく葉音もさわやか、コナラ万能説。 風で木が揺れると、細い根がちぎれて微生物のエサとなり土壌環境がよくなる、なんて知らなかったよ!いろいろ勉強になるなぁ~2022/09/11