内容説明
映画『おくりびと』で納棺師という職業が広く知られました。今や超高齢化社会で、増え続けているのが年間死亡者数。葬儀業界も需要が拡大する中、「おくりびと」の仕事に従事する人たちが注目されています。「おくりびと」と呼べる職業は、納棺師ほか、葬祭ディレクター、エンバーマー、火葬場職員、遺品整理士、お墓ディレクター等があり、仕事の中身は意外と知られていません。その仕事内容、失敗談、やりがいなど、本書は「死と向き合う“おくりびと”」エキスパートたち20人に取材し、現場に携わるプロの「生の声」を記したノンフィクションです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
42
死に向き合う人達の事が書かれていました。どの様な状態であれ、亡くなった方の尊厳を最大限に守ろうとするおくりびと達のプロフェッショナルな魂にただ関心。2016/09/10
のり
4
納棺師、エンバーマー、葬祭ディレクター、遺品整理など人の死と密接に関わる職業の方々の話。孤独死をされた方の特殊清掃の話はゾッとしましたが、どのような亡くなり方であろうとも様々な職業の方々が故人と家族のために努力されていることがわかりました。生後1ヶ月の赤ちゃんを亡くしたご夫婦が、赤ちゃんにエンバーミング処置を依頼し、葬儀までの10日間、もし元気に帰宅できたらしたかったこと、添い寝、お風呂、オムツ交換や着替えなどをして生きている赤ちゃんと同じように過ごされた話が印象的。2017/06/30
エル
2
『葬送の仕事師たち』が衝撃的すぎて再び葬儀関係を仕事にする人たちの本を探してしまった。 やはり葬儀は究極のサービス業だ。私には絶対出来ない。でも見下す気持ちは全くない。葬儀の仕事をしている人たちには頭が下がります。2017/12/17
むさみか
2
ンタビューに答えるどの方も 非常に謙虚で立派な方たち!!!! なんだか お坊さんたちより この方たちのほうが 悟ってる と思うほどです。 なくなったご本人様と ご遺族様にたいして どうやったら 満足のいくお見送りを していただけるか という 考えが 随所に表れてます 2016/09/02
ひで のぶお
1
死と向き合う職業の方々の考え方な経緯、反省、信念がいろいろ書かれた本。遺品整理の本は何冊か読んだけどエンバーマー、グリーフサポート等聞きなれない職業もあった。一貫して御遺体に対する誠意が感じられた。両親に会いたくなる一冊。2019/01/08
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