内容説明
アメリカを理解する上で重要なテーマのエッセンスを提示し、アメリカ研究における最新の知見をやさしく解説。18のエッセンス:文化、日米間コミュニケーション、高齢者文化、映画、政治、保守とリベラル、メディア、社会保障、グリーン・ニューディール、外交、日米関係、経済、宗教、移民、人種、ジェンダー、教育、科学技術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
電球
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本書では「文化」「政治経済」「社会」といった分類で現代アメリカを知る為に重要な18のテーマについて論じている。問題意識を明確にする上で非常にわかりやすい内容であるが、如何せんそれぞれのページが少ないのであくまでも「入門書」としての枠組みとなっている。 また、テーマはそれぞれ執筆者が異なるので、自分の研究したい事を整理し、誰に師事するかを考える上で有用だろう。アメリカ研究を志す人間にとって学部生の内に読んでおくべき一冊だろう。 なお、私個人としては勘違いしている人も多いだけに健康保険の章が実に興味深かった。2014/01/17