トランプ大統領とアメリカの真実

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トランプ大統領とアメリカの真実

  • 著者名:副島隆彦【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 日本文芸社(2016/09発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784537261530

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内容説明

アメリカ政治思想研究の第一人者が断言。次はトランプで決まり! アメリカ大統領選で荒れ狂うポピュリズムの嵐──。草の根の保守的な中間・下層白人の怒りを体現するドナルド・トランプとは何者か? 違法移民、学歴競争、妊娠中絶問題から、イスラム国、戦争参加、日本の核保有、米軍撤退問題まで、リアルで苛烈なアメリカ国内の政治思想対立を解説。アメリカ社会の裏側と世界最先端の動きがよくわかる!今、移民問題が世界が抱える最重要問題となっています。移民問題や経済格差を底流とする米大統領選でのトランプ現象を、アメリカン・デモクラシーの真骨頂であり、保守的中間・下層白人のエスタブリッシュメント(支配層、ワシントン、ウォール街)に対する激しい怒りだと解説します。気迫あふれる「副島節」をご堪能ください。小社既刊「最新改訂版 世界権力者人物図鑑」も合わせてお読みください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

九曜紋

13
これは「予言者」副島隆彦の未来予知の書である。次期大統領はドナルド・トランプになる。コアな米国民がisolationism(孤立主義は誤訳。国内問題優先主義)を志向しているからだ。ヒラリーが大統領になると必ず大戦争(ラージ・ウォー)を起こす。だからトランプしかない。そうなれば片務的な日米安保条約は破棄されるか或は米軍の駐留費として莫大な出費を強いられる。その帰結としてトランプは日本の核武装容認を明言。トランプ大統領の衝撃は幕末の黒船来航に匹敵するインパクトをもたらす。日本の覚悟が問われる。2016/07/03

やす

9
著者が著者なので「えぇ~」「そうかしら」と思う箇所も多いが、トランプ大統領の浮き沈み激しい人生とヒラリーの胡散臭さ、決して一枚岩ではないアメリカの現状など興味深く読めた。2017/05/10

犬養三千代

8
トランプが大統領になる前に書かれた本。大統領就任を見事に当てた。 ロックフェラーとキッシンジャーを味方につけた時点で確信したという。それだけではなく、アメリカの政治思想の解説も兼ねている。 交渉と妥協でこれからのアメリカを牽引していけるのか? アメリカにはもう戦争する余力 資金がないのはよくわかった。2018/02/05

田中峰和

4
トランプ勝利の半年前に書かれた本だが、予測は見事に当たっている。トランプがキッシンジャーを訪問した5月の時点で勝利を確信したという。この頃は101歳の世界皇帝ロックフェラーも存命、その直臣と面会したことでトランプの勝ちに繋がる。要はヒラリーが世界皇帝に捨てられトランプが選ばれたのだ。著者はヒラリー嫌い。カダフィ殺害指示を出したヒラリーは、下層白人女性にとくに嫌われる。彼女が大統領になれば確実に戦争を起こすから。借金帳消しのための戦争で息子を奪われたくない。高卒低学力の子には徴兵に準ずる制度が今もあるから。2017/12/11

usajiro

3
昨年6月にロックフェラーの直臣であるキッシンジャーのもとをトランプが訪れたからトランプが大統領になることがわかったとのこと。ロックフェラーは選挙の得票数まで左右する力をもっているのか?というのはちょっと疑問に思ったが2016年6月の時点で娘のイヴァンカとその娘婿(米国ユダヤコミュニティの大物)の政治への介入をほぼ予言しているのはすごい。2017/05/23

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