内容説明
「カンブリア宮殿」(テレビ東京系列)でも大反響!
環境ブランド調査(環境考慮スコアランキング)で2年連続第1位(2016年)
日経ソーシャルイニシアティブ大賞(企業部門賞)受賞!(2016年)
目先の利益よりも企業理念が会社を伸ばす――。
時代を先取りし、多様なニッチトップ商品を持つなど、
「ソーシャルビジネスの雄」として各方面から注目を集める
サラヤのトップがすべてを語る。
(名著『世界で一番小さな象が教えてくれたこと』を大幅リニューアル)
サラヤの「きれいごと」1 利益優先でなく、環境、自然に配慮した商品を出す
サラヤの「きれいごと」2 世界的な環境保全や貧困対策などの社会貢献をする
◆サラヤとは――
1952年の創業以来、手洗い石鹸液「シャボネット」、ヤシノミ洗剤、カロリーゼロの自然派甘味料「ラカントS」、速乾性アルコール手指消毒剤……など独創的な商品を次々と開発・販売してきた。
「自然派」を標榜し、大手メーカーが寡占する様々な業界において、ニッチ市場を開拓し続けている。
ボルネオでの生物多様性保全への取り組み、アフリカでの感染予防など社会貢献活動でも知られ、環境保全、生物多様性やソーシャルビジネスなどに関する受賞は多数に上る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
21
ここで書かれている「きれいごと」の意味は、深い思索と実践に裏打ちされたもの。たしかに、世の中はきれいごとだけでは、うまくいかないことのほうが多い。しかし、きれいごとにこだわり、そこを目指すことは、決して間違いではないと思うし、それが書かれている。「きれいごと」のために、何を考え、何を行うか・・ここが大切。それと、ニッチ戦略の考え方も参考になった。2018/05/05
ゆーや
6
2016年56冊目。エコ洗剤「ヤシノミ洗剤」や、天然素材のみの甘味料「ラカントS」などの自然派商品を出し続けてきたサラヤ株式会社。現代表取締役の更家悠介さんがその歩みとビジネス哲学を語った1冊。石鹸、甘味料、医療機器など、幅広い分野にまたがっているように見えるが、その根底にはルーツである熊野川の清流をイメージした「無理なく・無駄なく・汚れなく、人や物の流れをきれいにする」という一貫した信念がある。NPOとの協働や、ウガンダでのBOPビジネスを手掛けるなど、非営利セクターの人にとっても参考になる考えが多い。2016/09/22
葉
3
サラヤという会社を知らなかった。ヤシノミ洗剤なラカントSという商品も知らなかった。世間から悪く思われれば命取りになる。一般消費者への事業展開を行うメーカーならなおさらである。きれいごとを貫けるかが大事で、自然に流れる川のように当たり前のことをやるビジネスで大きくなった会社らしい。シャボネットを使ってみたいと思った。アルコール消毒のヒビスコールSは見たことがある気がする。ウガンダの手洗い事業も手がけている。2016/09/01
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