内容説明
猫つぐらは、雪深い農村で、冬の手仕事として作られてきました。
保温性の高い稲藁で、「かまくら」のような形に編んだ猫つぐらに、
狭くて暖かいところが大好きな猫はつい入ってしまいます。
この本では、稲藁で作った伝統的な猫つぐらと
紙紐でアレンジした猫つぐらの作り方をまとめました。
猫つぐらが欲しい人も、作ってみたい人も、
今初めて猫つぐらを知った人も、
この一冊から、猫つぐらのある暮らし、始めてみませんか?
目次
Chapter1 長野県・栄村の伝統工芸品 藁の猫つぐら
Chapter2 アレンジを楽しむ 紙紐の猫つぐら
Chapter3 猫つぐらと一緒に使える 猫が喜ぶ手作り小物
COLUMN つぐら猫SNAP
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
28
猫の日特集を図書館が企画してくださったんです。それはいいんですが、なんてこったい、猫の飼い主はこういう技術があるべきなのかい!と心配になる完成度なんですよ、この猫つぐら!買うと高いので、悩んだ人が作ったんでしょうか…。手芸好きだけでなく、猫好き、旅好き(長野の猫つぐら町はいってみたくなりますよ!)にも楽しめる本です。…作ってみたい…でも…こわい!2017/02/22
><
28
初版2016年。かわいい。猫つぐらに入っている猫ちゃんたちの幸せそうな顔。すっぽりと包まれている感じが、気持ちいいんだろうな。作り方とありますが、こんなきれいに作るには、やっぱり職人さんじゃないと、と思います。職人技、すごい!2016/06/23
なっちゃん
25
作りたくて借りましたが、作れる気がしなかった〜。でも、作ったら愛猫は喜ぶだろうなぁ。2017/02/28
NOIR
17
寒冷地の伝統工芸「猫つぐら」の歴史に触れながら作製方法が紹介された一冊。米栽培➡ネズミ出没➡猫飼う➡猫つぐら誕生!だそうな。購入しようとしたら2万円程で、6年待ちとかなんですよね。なんでそんなに・・・って思ってたけど、読んだら納得。作り方はシンプルなのに、高い技術力とかなりの労力が無いと作れない物でした。2万じゃ安過ぎる(´・ω・`)2018/10/18
aisu
16
私が「猫ちぐら」と言ってるのは元々「つぐら」です(広辞苑等にもそちらで載ってます)。信州・栄村で藁を使って作るものを某手芸作家さんがアレンジして紙ひもで作ったものを(区別するために?)ちぐらと呼んでいるのかな。で、この本は栄村が全面協力。栄村の写真がステキ。つぐらの作り方やアレンジ満載。写真の猫可愛いのでそれ見るだけでもお値打ちあり。2017/01/13