出版社内容情報
リコちゃんはぬいぐるみや人形で遊ぶのが大すき。小さい時に誰もがやっていたダンボールのおうち遊びが、かわいいお話の絵本に。 3才から
内容説明
リコちゃんが、あそんでいるとおにいちゃんかいじゅうがやってきて「あっちいけ」といいます。ママまで、リコちゃんのじゃまをします。リコちゃんは、どこであそべばいいの。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
51
リコちゃんが遊んでいると、お兄ちゃんが怪獣のように暴れて邪魔をします。何度も邪魔をされたリコちゃんは、自分のおうちが欲しいと言うのです。それを聞いたお母さんは、ダンボールのおうちを作ってあげます。こういうの女の子は好きですよね。既成のおうちではなく、リコちゃんの好きなように模様替えができる自分だけの場所なんですよね。おうちを作っている内に、リコちゃんも人形たちに紛れていきます。現実との境目がなくなってメルヘンチックな展開に…。ままごととか、基地づくりとか、そんな昔した遊びを思い出してしまいますね。2012/11/18
リコリス
33
こんなお家作りた〜い♡ひとつの箱から広がる世界…子供の頃ってこうやって想像の中でいっぱい遊んだなぁ。今も若干あるかも?(笑)お母さんのアイデアも素晴らしいしお兄ちゃんの再登場の仕方も微笑ましい♡ 最後のテーブルの上のおやつも家庭の温かい雰囲気が感じられてとってもかわいらしくてほんわかと優しい気持ちになりました。酒井駒子さんのデビュー作です。2017/10/07
♪みどりpiyopiyo♪
31
はっきりと心に覚えのある感じの絵本を読みました♪ リコちゃんの一つ一つの表情がかわいい♡ ■意地悪なお兄ちゃんに邪魔されない 自分だけのおうちが欲しい。立場の弱い下の子なら一度は思うよね。お人形さんたちの にっこりも びっくりも おこったお顔もかわいくて♡ ■酒井駒子さんのデビュー作です。駒子さんの箱好きに共感♡ 駒子さんの描くお母さんってなんだかとってもいい。一瞬にして子供を夢中にさせる魔法を持ってるの。■幼い頃の 夢がふくらむ感じを思い出させてくれる、微笑ましくって素敵なお話でした(1998年)(→続2017/09/03
くぅ
29
おにいちゃんやお友だちと一緒だとこういう思いもするんだけどね、でもずっと独りよりはやっぱり楽しい気がするな。そして私もちょくちょく息子のぬいぐるみやらフィギュアを蹴っ飛ばしちゃうから…気をつけます!苦笑(4歳2ヶ月)2021/07/19
梅ちゃん
19
2017.04.02 読友さんの感想を見て、癒されそうなので読んみました。それぞれの表情が素敵。わがままなおにいちゃんかいじゅうと彼のおもちゃを通して仲良くなれたのがいいね。2017/04/02