新潮文庫<br> 月曜日の朝・金曜日の夜

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新潮文庫
月曜日の朝・金曜日の夜

  • 著者名:山口瞳【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 新潮社(2016/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101111087

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内容説明

中央線に乗って国立駅から東京駅まで通う。沿線に展開する四季折々の風景、車内にみる世相百態など、通勤電車の心とその表情を捉えた「月曜日の朝」。週末にホッと一息ついて行きつけの止り木でピーナツを噛み、寿司屋の床几でコハダをつまむ。わが街のやすらぎの風情を描く「金曜日の夜」。ひとつひとつの挿話に季節感が刻みこまれ、日常生活を再発見する新しい歳時記。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

24
どちらもエッセイ集です。爆発的なものはありませんが、昭和の雰囲気に包まれた観察眼と淡々とした文章力により楽しみながら読めました。「月曜日の朝」は良かったです。2023/11/08

yutusbochan(yasuhiko.utsubo)

3
週刊朝日に連載された、昭和40年代の作家生活のエッセイ集。中央線車窓の脇に立つ日々の月曜日の朝、酒場での 日々の金曜日の夜、その時代の雰囲気プンプンに匂う文章が楽しい。2019/09/14

ouosou

1
解説の常磐新平が書いているように、短編が次第に速度を上げて折り重なっていき一つの長編に自然と生成されていくのが心地よくも悲しい。ただ目の前にあるものを観察する、その遠ざかりも近づきもしない距離感が山口瞳特有であり、月曜日の朝と金曜日の夜の間の遠さでもあり近さでもあると思う。2010/10/11

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