角川文庫<br> 井伊直虎 女にこそあれ次郎法師

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角川文庫
井伊直虎 女にこそあれ次郎法師

  • 著者名:梓澤要【著者】
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • KADOKAWA(2016/08発売)
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  • ISBN:9784041044797

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内容説明

戦国の世に、井伊家の領主となり井伊直虎を名乗った女性がいた。天文十三年、井伊家の当主・直盛のひとり娘の祐の運命は、その年を境に激変した。井伊家家老の裏切りにより、今川義元に謀反の疑いを持たれた、井伊直満と弟の直義が、駿府で生害させられたのだ。井伊家は、命を狙われる直満の子・亀之丞の秘匿を決行。許婚の亀之丞と引き裂かれた祐は、出家を決意し、次郎法師を名乗るが──。直虎の生涯を描いた傑作歴史長篇。
※この作品は、二〇〇六年一月に新人物往来社より刊行されました『女にこそあれ次郎法師』を文庫化にあたり加筆・推敲し、改題したものが底本です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポチ

58
読み友さんより。物凄い波乱万丈な人生を送った人なんですね。長い話でしたが、読み応えがありいい本です。どの様な大河ドラマになるのか興味が湧きました。(^^)2016/12/18

まさ

30
数年前に放映されたこの大河ドラマは欠かさずに観ていた。当時感じたやりきれなさや辛さを思い起こさせてくれる話の流れでした。祐はもちろん、登場する女性それぞれの強さ、優しさを感じる。2021/06/12

pdango

27
★★★★☆井伊直虎の生涯、井伊家の歴史がよくわかる。戦国の世に生きるのは誰にとっても辛いことだらけと、つくづく思う。2016/12/24

ハッチ

19
★★★★☆後に徳川四天王の一人井伊直政の先代、井伊直虎の生涯を描いた作品。直虎が女城主とは知っていたが、詳しい事は全然知らなかったので面白かった。確か来年柴咲コウ主演で大河ドラマになるはずだったので気になる方は読んでみては。2016/11/01

ケンケン

19
(491冊目)初・梓澤作品、2017年大河ドラマの予習も兼ねて手にとった次第。これは、また違った目線での戦国乱世が描かれており、ドラマチックな展開もありページ数も何のその…そんな勢いで読み進める事が出来た、面白かった!! なかなか今川方について読む機会がなかった分、新鮮であった。 登場人物らの心情・描かれる風景と季節感・壮絶な戦の有り様など絶妙な按配で、所々でグッと来る場面もしばしばでした。 大河ドラマを楽しむ上でもオススメの一冊ではないでしょうか(^^)2016/09/04

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