内容説明
大好評のNHK大河ドラマ「真田丸」、その後半を楽しむカギは、ズバリ「忍者」だ!乱世を生き抜く術、叡智――すなわち軍略・兵法に長けた一族「真田家」。真田家を支えた裏方たち――「忍び」、そして「赤備え」。そのドラマティックな生き方を幸隆、昌幸、信繁の真田三代にわたって描き切ることに当代一の歴史作家が挑む!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
9
忍者、とタイトルにあるが、そんなに注目している感じはない。加来さんが描く、真田一族の分析といったほうが間違いが無いかも。結構マニアックなところに目を付けながら、小説の如く歴史のいちシーンにどんどんフォーカスしていくので、ページめくりが止まらない(笑)結局、忍者、といっても史料で名前が残っている人はごくわずかでありつつも、真田の軍略に忍者(情報収集者や攪乱部隊)がいることはある程度想像できる。そういった人たちがいたんだろうなあ、と思いを馳せるだけでも、楽しめるのが真田の持っている魅力なんだと思う。2016/09/09
ゆきまさくん
1
2016年は大河ドラマで「真田丸」もあり、長野出張もあったりで、何か関連物を読もうかなと思っていた矢先、通勤時等の時間つぶしにとたまたま書店で手に取ったもの。 私にとって真田ものとは、学生時代に読んだ池波正太郎氏の真田太平記だが、今回の本は、真田三代、信幸(信之)を含んで四代が丁寧に描かれている。 信濃の獅子と言われた信幸について、きちんと描かれているものが好きだ。 2016/08/31
サイエン
0
資料をもとに独自の解釈。小説を読むような感じで読めました。2016/09/05