オレンジの壺(下)

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オレンジの壺(下)

  • 著者名:宮本輝
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2016/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334733421

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内容説明

パリからアスワンへ。謎を追う佐和子は、亡き祖父の日記帳に隠された真実を知る。大戦へ突き進む時代に生きた、祖父の思いは――。自分とはまったく無縁だった過去の戦争に佐和子は心を踏み入れていく。祖父とかかわった人々の軌跡を追う旅で、彼女は女性としての豊かさを身につけていくのだった。幸福と人生を問い、深い感動を呼び起こす宮本文学の傑作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃこてい

9
えっ…終わり?と言うのが読み終わった正直な感想。パリで祖父のもう一冊の裏日記が見つかり、オレンジの壺の意味もわかり、祖父の子供も生きてることがわかったけれど…でも、また色々秘密が残っているのに、佐和子は「以上、終わり」にしてしまった。私的には終わりじゃなかったので、何やらモヤモヤした気持ちが残った。2017/04/07

Hong Kong @新潮部2025

5
表紙が好きだったわー。上巻も。よく覚えてる。2005/10/10

ゆきえ

5
いまいちよくわからなかった。川本三郎氏が解説を書いていたのがよかった。2016/03/24

jam

2
オレンジの壺が何かがわかり、もうひとつの日記の存在が明かされる。世界は混迷の時代へ入り、人は否応なく運命を翻弄される。当時の鍵を握る、今は老女となった女性の言葉は諦観と共に受容に満ちている。旅のなかで、主人公が自尊心を取り戻していく過程が、歴史に埋もれた彼ら彼女らを、余韻をもって浮かび上がらせている名作。2015/08/11

ロバくん

2
ここへきてさらに話しは予想外の方向に。 恋愛とか人の成長のようなものと思っていたらミステリーに。 ミステリーと思うと何も解明されず? とにかく先が知りたく一気に読みました。 惹き付ける力が凄い。2015/06/21

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