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内容説明
大手私鉄のなかでも数々のユニークな特徴があることで鉄道ファンに名高い「京浜急行」。その一風変わった運行形態やダイヤ編成から、車両や駅、歴史、沿線の名スポットまで、知られざる魅力を解き明かす!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかしくん。
38
ここ最近の鉄道ネタ本の中では、とりわけ価値ある情報の多い本でした。「京急」は、以前横浜方面に勤務の頃、よく止まる横須賀線の振替で乗りましたが、他の鉄道会社とは大きく違う何かを感じてました。この本はそれを改めて確認できる内容です。中でも「縦列退避で特急が普通車を2本抜き」「先頭車両を必ずモーター車にする拘り」等、IT社会の中にありながら、職人気質が随所に残る初耳の話も多かったです。改めて京急の人気の高さも頷けました。2016/07/20
MOKIZAN
19
他本のレビューで同社を讃えたばかり。ゆうりんどう店頭で平積みになっていたので購入した。京浜急行といえば「赤い電車」と、山口百恵さんの「I came from 横須賀(阿木燿子作詞)」が連想されるだろう。また、各社員の有する「鉄分」が、関東では秀でているように感じる。日進(は無理でも)月歩で新しくなろうとしている、気質が受け取れて良かった。品川駅を地平に降ろす構想は聞いて久しいが、やっぱ難工事だよね。とにかく、多くの横浜駅利用者が、不測時に「京急は何とか走ってくれるだろう」と頼りにしています。よろしく!2016/06/04
ひろみ
13
私は鉄分はほぼないつもりですが、列車運行は大変な知恵を積み重ねてきた仕組みだなぁと、日々の利用で興味はあります。 使う機会がある新馬場駅の歴史、幻の「新品川駅」の話、「ト◯」の表示灯や車側灯といったものなど興味深かったです。 「軌間(きかん)」「改軌」「三線軌条」「安全側線」などの用語が、iPhoneの変換で表示されたことに驚きました。2022/04/20
ビスコ
9
京急に関するアレコレの雑学本。京急の特異性といえばテツには有名だが、それらをまとめたという点では非常に価値が高い(他にもこういう本あるかもしれないけどw)。 ちょうど京急について調べていて、出典が必要なことも多かったので、これで「根拠のある出典」を出せる。2016/06/03
gorico
8
赤い電車のプライドとこだわりがよく分かる本。京急沿線に引っ越したので地元の図書館で借りてみました。それにしても鉄オタの知識と好奇心には脱帽。「好き」はすべての入口であり源泉であるのだなぁ。京急のマスコットキャラけいきゅんは可愛いよ!2025/05/02