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内容説明
トヨタの利益の源泉である「原価企画」の全貌を初公開!
トヨタでは、全社員が原価を意識した仕事をするため、仕事の質が向上しムダがなくなり、付加価値が生まれつづける仕組みがあります。そして、この仕組みがあるからこそ、トヨタでは「利益は製品計画の段階ですべて決まる」と言われています。
本書では、この考え方の根本にある「トヨタの原価に対する考え方」を知ってもらい、そのうえでトヨタの「原価企画の手法」「原価低減のプロセス」、そして「商品別の原価」を追求することで世界No.1の「利益」を生みだしてきた、トヨタの原価低減に対する取り組みについて詳細にお伝えしています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
62
弊社も導入しているTPSを推奨している会社の代表が書いたトヨタ式原価低減方法を解説する一冊。トヨタが如何に原価に向きあってきたのかが書かれている。弊社もこのくらい徹底的に進めれば収益向上に繋がるんだろうか。2016/12/07
ぶんた
7
私はホワイトカラーとして電機製造業で原低業務を行っている。やっていることはさほど変わらない印象だが徹底度が違うんだろうな。原価企画はトヨタ程徹底できておらず積み上げ原価になってしまっている。まずはここを変えないと。日常業務では「ムダどりは各業務を分解していくこと」は参考となった。電機業界は既にコモディティ化が進みモジュラー開発で苦戦を強いられている。自動車業界は今はインテグラル開発かもしれないが、EV普及によりいずれモジュラー化するだろう。これから日本自動車業界は生き残っていけるのか。注視したい。2017/11/10
もりの
6
大企業だから出来るんだ、と思わずに、中小企業であっても本書に書かれているところ意識するようにしていけば、少しずつ効果が現れるはず。目標をみんなで意識すること。2022/02/12
naolog
4
図書館にて。製造業界の技術者として気になって手に取ったものの、あまり役立つことは書いてないですね。本業のコンサル依頼が無くなるからそらそうか。資料はトヨタ用語が混じっておりそれなりに信憑性があるものの…。それとも既に自分には原価企画の能力が備わっているのだろうか。2022/06/29
purupuru555
4
とりあえず流し読み。本書を参考にしつつ現場に生かしていったり、実行の合間合間に読み返したりするのに適した書籍だと思う。2021/05/30