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内容説明
ベンジャミン・グレアムがウォール街で働き始めた1914年当初、米国の金融業界は法的統制のなされていない、言わば無法地帯であった。当時は、各種の規制法案に関する概念の構築が始まったばかりであり、SEC(証券取引委員会)が設立するまでさらに20年を要し、多くの企業は詮索好きな外部の人間に対して財務情報を隠しているような状況であった。
また、私たちが今日認識しているような証券安全アナリストは存在せず、当時のアナリストは「診断医」などと呼ばれていたが、それほど分析らしいことはしていなかった。当時の投資家はマーケットの「雰囲気」に合わせることを重視し、その多くは財務諸表に目を通すことなどほとんどなかった。
客観的な事実の調査や分析が欠落していることに愕然としたベンジャミン・グレアムは、これらを一変することを決意し、そしてついには現代の証券安全分析の礎を文字どおり創造することとなった。
本書は、ファイナンスの分野において歴史上最も卓越した洞察力を有した人物のひとりであるグレアムの半世紀にわたる証券安全分析のアイデアの進化を示す貴重な論文やインタビューのコレクションである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
3
一般的な内容しか汲み取れなかった。自分には時期尚早かな。2020/03/10
takao
2
ふむ2023/02/21
kyuuin
0
投機から投資へ。株式市場は今でも投機的な動きの方が多いのだろうか。2016/02/18
Scotts
0
割安株を見出して投資する所謂「バリュー投資」の先駆者であるグレアム氏が投資のエッセンスをまとめた本です。今では広く知らているバリュー投資の考え方ですが、それを氏の時代に確立していたことは驚きです。2024/08/23
みやちゃん
0
個人投資家なるもの一読すべきと思い、手に取った。難解というより時代が違う、ただ昔からPBRが指標になっていたことを認識できたのは収穫。半分くらいで、残念ながら断念。2023/06/04
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