内容説明
ケイトはブラジルの山間部の町へやってきた。大企業ミンバスコ社の社員に英語を教えるために派遣されたのだ。到着早々、彼女は驚くべき事件に巻きこまれる。まさか滞在先のホテルに血まみれの男が倒れ込んでくるなんて!なんて恐ろしいところに来てしまったのかしら。慌てて助けを呼んだケイトは、その男の兄だというルイスから突然、無礼な言葉を浴びせかけられ、ショックを受けた。どうやらケイトが事件の主犯だと勘違いしているらしい。翌日、出社した彼女は、社長を紹介されて思わず凍りつく。目の前で、まさに昨日の尊大な男、ルイスがこちらを睨んでいた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たくあん
1
展開がゆっくりでダラダラと続くので単調と言ったらそうかも。でも、恋愛の進展が丁寧に描かれていて割と好き。誘拐のくだりは好みではないものの、全体的には良かった。 訳者の山田信子氏は他作品で凄く魅力的な訳をなさっていて、好きな訳者の一人として覚えていたんだけど、この作品で改めて良さを確認。ヒーローの口調がとても素敵。ハーレヒーロー的な型にはまった翻訳じゃなくて(もちろん逸脱しない範囲で)ユニークな口調は、そのキャラの内面を1段階深く掘り下げてくれてるな、と感じた。改めて、翻訳ロマンスにおける訳の重要さを実感。2026/08/14
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