田中角栄を逮捕した男 吉永祐介と特捜検察「栄光」の裏側

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田中角栄を逮捕した男 吉永祐介と特捜検察「栄光」の裏側

  • ISBN:9784022513984

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内容説明

ロッキード事件、リクルート事件などで次々と巨悪を追いつめた「特捜の鬼」吉永祐介。その意外な素顔と捜査の裏側を元特ダネ記者が鼎談で明らかにする。「総理の犯罪」とは何だったのか!? 検察はかつての栄光を取り戻せるのか!? 秘話満載!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェアー

9
さらりと読むはずが内容が濃くて時間がかかった。ロッキード事件を始めとする検察捜査の秘話満載。マスコミと検察が同じ目的に向かって車の両輪となってばく進していた「良き時代」だったことが分かる。筆者はいま、ロッキード級の事件が起きても検察は対応可能とする。その判断には多少以上の期待値が込められているように思うが、私もそうあって欲しいと思う。検察魂と記者魂は消えていないと思いたい。2016/09/18

sasha

6
ノンフィクションだと思ったら鼎談だった。元検察担当記者の3人が田中角栄逮捕時の主任検察官だった吉永祐介氏を中心に経済事件を回顧しているんだが、私には今一つ。角さん逮捕は子供ながらに衝撃だったけど、成長した今になっては「この事件、本当にこれでよかったのか」と思う部分もあるんだよな。その後のダグラス・グラマン事件とかリクルート事件とか尻すぼみだったし。本当の巨悪は検察の手の届かないところでほくそ笑んでないだろうかね。2017/10/08

読書熊

2
朝日新聞とNHKの記者の座談会形式で振り返る、ロッキード事件の捜査。メディアの側から事件を見るという意味で、なかなか参考になる内容でした。2018/03/07

おおきなかぶ

2
タイトルから田中角栄元総理逮捕まで至ったロッキード事件がメインなのかなと思ったが、リクルート事件や金丸信元副総裁逮捕等に関わる検察内部の動き、葛藤が表されていて面白かった。2016/09/19

ルヴナン

1
言うべきは一言だけ、清和会の犬め。2016/10/06

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