内容説明
知っていますか? 「熱が出たとき、解熱剤を飲ませなくても大丈夫」「水ぼうそうに薬はいりません」。子どもの薬にまつわる疑問や不安に、小児科医がきちんとこたえます。子どもの病気に「使わなくてもいい薬」「使ってもよい薬」がわかります。
目次
まえがき
第1章 薬を飲ませすぎていませんか?
第2章 子どもの薬の基礎知識
第3章 かぜの薬について知っておきたいこと
第4章 抗生物質と抗ウイルス薬について知っておきたいこと
第5章 子どもがよくかかる病気の薬について知っておきたいこと
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆあん
13
図書館にて。これは家庭に1冊欲しい本。お医者さんが教えてくれるみんながちゃんと知っておいたほうがいい知識。丁寧にわかりやすく書いてあり、子どもだけじゃなく大人にも必要だと思うなぁ。変に薬は毒!ってわけじゃないしいいな。欲しい本。2015/07/29
つたじゅん
7
こどもの風邪は寝て治す、抗生物質は体の中の良い菌も殺すのでなるべく使わない、という我が家のポリシーを裏付けてくれた本。ムコダインはあんまり効用がはっきりしてないとは知らなかったけど。2012/03/07
twinsun
6
なかなか面白かった。熱の効用については全てには賛成しかねるがだいぶ参考になった。2011/11/07
かなた。
6
考え方として好感の持てる先生でした。 タミフル、リレンザ否定派医。 memo ・強力な解熱(鎮痛)剤の副作用で脳症を起こす。感染症にかかったら体温を下げるのは好ましくない(ひきつけやすい子は特に)、発熱により免疫を上げ治そうとしている。ただし発熱に弱い人はその限りではないので熱の下がりが穏やかなアセトアミノフェンを使ってもよい。 ・また、抗ヒスタミン剤はけいれんを起こすこともあり子どもにはあまり使用すべきでない。 ・乳児期に抗生物質を沢山飲むと将来アレルギー性の病気にかかりやすくなる。2018/01/24
ねええちゃんvol.2
6
★★★母むけ、いろんな薬の使いかた。ダイアップ坐薬、タミフルの使い方、参考になりました。 母は一読しとくといいかもです。2010/12/18