平凡社新書<br> 日本会議の正体

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紙書籍版価格 ¥880
  • Kinoppy

平凡社新書
日本会議の正体

  • 著者名:青木理【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 平凡社(2016/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582858181

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内容説明

安倍政権とも密接な関係をもち、憲法改正などを掲げて政治運動を展開する、日本最大の草の根右派組織「日本会議」。虚実入り混じって伝えられる、その正体とは。 関係者の証言を軸に、その成り立ちと足跡、活動の現状、今後の行方を余すことなく描く。 反骨のジャーナリストがその実像を炙り出す、決定版ルポルタージュ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

141
私も基本的には、保守的な方に入るのですがこのような秘密的な会議や安倍政権の行き方には若干疑問を持っているものです。この本を読むと昔から言われている生長の家や、中国思想の喧伝者である(政治家がこぞって読んでいる)安岡正篤の思想とあまり変わらないということがわかります。私も昔から安岡の本はほとんど読んでいますが、この会議の人びとは自分たちに都合のいいようにどうも歪曲しているのではないかと思われます。その実体がよくわかります。2016/12/01

奥澤啓

53
日本会議の概略を知るにはこの一冊。一点だけ付け加える。自民党は民主党政権時代、党是である自主憲法制定を断念しかけた。そこに安倍晋三、故中川昭一ら約十名の日本会議系若手議員が名乗りをあげ、安倍晋三を安保法案と憲法改正の先導役として祭りあげ、第二次安倍政権が誕生した。それから前のめりの姿勢で違憲の安保法案をゴリ押しで成立させ、改憲の発議が可能になっているのが現状である。日本会議と安倍政権の共同歩調は邁進中なのである。青木氏はあまりにも復古的な日本会議の主張には批判的であり、民主主義の危機を憂いている。 2016/07/27

奥澤啓

45
青木氏は日本会議の運動を支える人たちのしつこさを強調する。抜きがたいカルト性を感じざるをえないと言う。関係者への取材はほとんど拒否。「日本会議国会議員懇談会」という名称通り、議員という「究極の公人」による組織と関連しているにもかかわらず、取材を受けないことの理不尽さと秘密主義を批判する。日本会議系の組織、あるいは類似した主張の政治団体、修養団体は無数にあり全体像は把握しがたい。関わる人の思い入れも温度差があろう。しかし中枢を為す成長の家出身者の谷口雅春個人崇拝は強烈であり、強い靭帯で結ばれているようだ。2016/08/24

きいち

43
学生時代以来50年活動を続ける地方議員や神主、そして支えられている側の現防衛相・稲田へのインタビューが貴重。読んでいると、日本会議の人たちがただ狂信的な存在ではなく、おそらく周囲の人たちにとっては人間的に「いい人」なのではないかと思う。職場でもよい上司になりそうだ。それが怖い。なぜ、こんなに政治的に不寛容になれるのだろう?明治憲法の時代を良しとし、それ以前の伝統を無視し戦後の日本を貶めることができるのだろう?保守の一人として主張の実現は絶対に受け入れがたいが、じゃあどうすれば?宮本常一ならどうしただろう?2016/12/08

とよぽん

42
多くの方のレビューを読んで、ぜひ読みたいと思っていた。日本会議、ただものではない。安倍政権の下支えかと思いきや、安倍政権を利用して戦前復古を目指す=民主主義社会を壊すための「国民運動?」を展開する団体なのだ。そこには神社本庁、生長の家などの宗教関係者が、多数君臨または貢献しているという。著者の青木さんが果敢な取材でまとめ上げた日本会議の動きを、今後もっと冷静に注視していかなければ、本当に日本の民主主義が危うい!2017/08/06

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