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内容説明
八方塞がりの日本経済は絶望的なのか?
英国のEU離脱、欧州への大量移民、崩壊寸前の中国経済、米国の過激な大統領候補、日本の戦争リスク……等々、世界はかつてないほど混沌としている。
そこで本書では数字や統計をもとに、「日本で本当は何が起きているのか」を徹底分析。
アベノミクスはとうとう限界に達したのか? 超高齢社会に突入する日本はこの先どうなるのか? などについても、数字やデータを駆使し、説得力のある論理展開に定評のある経済学者がわかりやすく解説。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
18
構造改革推しなのは残念。数字に関しては一番信用がおける著者の一人だか、数字に意識が偏り過ぎて、数字で測れないところの配慮が薄くなりがち。野党は論理の通る経済ブレーンが必要、イギリスのeu離脱は長期的にはたいしたことない、諸悪の根源消費税、日本財政は健全、中国経済は悪い、戦争の起きにくいシステム論には大いに共感した。2016/08/16
tetsu
14
★3 元財務官僚の書いた本。2016年8月出版の本で3年以上経っているので鮮度は劣る。経済の本はある程度タイムリーで読まないと。 前から気になっていたけど日本の借金、一人当たりいくらという財務省発表の意図はそうゆう事だったのかと納得。集団的自衛権に対する見解も理解できる。 象徴的で分かりやすいフレーズで世論を誘導する、政府や官僚やマスコミ。時々このような本を読んで多角的な見識を得ることが重要かなぁ。2019/10/22
Riopapa
9
筆者の主張はいろいろなところで聞いたり、読んだりしているので、新鮮味はないものの、なぜこのような真っ当な主張が主流にならないのか不思議。マスコミが悪いのか。2017/06/21
まゆまゆ
9
アベノミクス一番の矢である金融政策を中心に最近の政策について詳しく解説していくコラム集。アベノミクスは失敗と言われるが、実際はまだ道半ばといったところ。民主党政権時代の2009年と比較して雇用が大きく改善しているのが何よりの証拠。これを達成したのがマイナス金利をはじめとする金融政策である、と。世界平和を考える国際関係論の話も興味深い。2016/12/15
GASHOW
8
今の日本の政治の問題点が明確に書かれている。消費税の増税は日本をおかしくするのに先延ばしをしても凍結されない。財務省の官僚が権益と天下り先を確保するために増税をすすめている。彼らには税務調査権があって、叩かれることを恐れている誰もがさからえない。心理学からも権力を得た人ほど自分の利益のために意思決定を行う。わかっているが変えられない。人間の世界はヒトが動かしているので本質だと思う。政治家が口にする官僚機構の弊害についてピンとこない人は読んだ方がいいと思う。すっきりわかるが、その中身はすっきりしない。2016/10/27
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